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InstallShield 2010/InstallShield 2010 SP1/InstallShield 2010 Expansion Pack のリリースノート
InstallShield 2010/InstallShield 2010 SP1/InstallShield 2010 Expansion Pack のリリースノート
Summary
この文書では、InstallShield 2010 で追加された機能、拡張機能、および変更が説明されています。また、InstallShield 2010 の InstallShield 2010 Service Pack 1 で提供されている修正のほか、InstallShield 2010 Expansion Pack for Visual Studio 2010 で提供されている変更も説明されています。
Symptoms
この文書では、InstallShield 2010 で追加された機能、拡張機能、および変更が説明されています。また、InstallShield 2010 の InstallShield 2010 Service Pack 1 で提供されている修正のほか、InstallShield 2010 Expansion Pack for Visual Studio 2010 で提供されている変更も説明されています。
Service Pack 1 の取得は、ナレッジベースの記事 「Q206429」 を参照してください。
Expansion Pack for Visual Studio 2010 の取得は、ナレッジベースの記事 「Q209084」 を参照してください。
注意: InstallShield のライセンスを購入していなくても、InstallShield をインストールし、アクティベーションを行わずに一定の期間使用することができます。アクティベーションを行わずに使用すると、InstallShield は一部の機能が制限された評価モードで起動します。詳細については、ナレッジベース記事「Q207298」を参照してください。 InstallShield のアクティベーションを行うと、機能制限が解除されます。
はじめに
InstallShield は、インストール作成ツールの業界標準として幅広く認識されています。パワフルで柔軟な Windows Installer および InstallScript インストールを作成できるツールとして、InstallShield は、世界各国の知名度の高い多数のソフトウェアパブリッシャーから信頼を得ています。
InstallShield 2010 には、最新テクノロジを活用し、また各タスクの作業効率を高める多くの新しい機能が搭載されています。 InstallShield は、今回より Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Installer 5、および SQL Server 2008 SP1 をサポートします。 InstallShield の多くのビューには新しいツールバーやダイナミックな検索機能が追加されており、情報の検索、プロジェクトの設定変更、またはグリッドのカスタマイズが簡単にできます。新しい [文字列エディター] ビューを使って、翻訳可能なランタイム文字列を 1 ヶ所でまとめて表示および編集することができます。 新しい [テキストファイルの変更] ビューを使って、ターゲット システム上のテキスト ファイルのコンテンツを検索/置換する方法を手軽に構成することができます。 デザインが一新された [IIS 構成] ビューを使って、IIS Web アプリケーションと仮想ディレクトリを個別に作成できます。さらに、以前は基本の MSI プロジェクトと InstallScript MSI プロジェクトでのみサポートされていた InstallShield 前提条件が、InstallScript プロジェクトでも使用できるようになりました。
InstallShield 2010 Service Pack 1 (SP1) には、最後にリリースされた Windows 7、Windows Server 2008 R2、および Windows Installer 5 のサポートが含まれています。(注意: SP1 が適用されていない InstallShield 2010 では、Microsoft Windows 7 Release リリース候補版 (英語)、Microsoft Windows Server 2008 R2 リリース候補版 (英語)、および Windows Installer 5 のベータ版がサポートされています。)
InstallShield 2010 Expansion Pack for Visual Studio 2010 は、Visual Studio 2010 および .NET Framework 4 の最終版をサポートするための変更が含まれています。その他の変更も加えられています。
InstallShield 2010 Expansion Pack for Visual Studio 2010 の新機能 (2010 年 5 月 5 日)
Expansion Pack for Visual Studio 2010 の取得は、ナレッジベースの記事 「Q209084」 を参照してください。
InstallShield 2010 Expansion Pack for Visual Studio 2010 は、Visual Studio 2010 および .NET Framework 4 の最終版をサポートするための変更が含まれています。その他の変更も加えられています。
4 つの新しい Microsoft .NET Framework 前提条件
InstallShield に、基本の MSI、InstallScript MSI、および Web プロジェクトに追加することができる .NET 関連の新しい 4 つの InstallShield 前提条件が追加されました。
- Microsoft .NET Framework 4.0 (完全版)
- Microsoft .NET Framework 4.0 (完全版) (Web ダウンロード)
- Microsoft .NET Framework 4.0 (クライアント)
- Microsoft .NET Framework 4.0 (クライアント) (Web ダウンロード)
これらの前提条件ついて以下の点にご注意ください。:
- 完全版の前提条件は、.NET Framework 4 をターゲットにするアプリケーションを実行および開発するのに必要な .NET Framework ランタイムと関連ファイルをインストールします。
- クライアント前提条件は、ほとんどのクライアント アプリケーションを実行するのに必要な .NET Framework ランタイムと関連ファイルをインストールします。
- 2 つの Web ダウンロード前提条件には、インターネットへの接続が必要です。 これらの前提条件のダウンロードには、適切な場合、再配布可能ファイルが必要です。その他 2 つの前提条件は、インターネットへの接続が不要なスタンドアロン インストールです。
.NET Framework 4.0 には、Windows Installer 3.1 以降、および Windows Imaging Component が必要です。 したがって、.NET Framework 4.0 (完全版) 前提条件は、以下の InstallShield 前提条件を依存関係とします:
- Windows Installer 3.1 (x86)
- Windows Imaging Component (x86)
- Windows Server 2003 SP1 (x86) 用 Windows Installer 3.1
- Windows Imaging Component (x64)
- Windows Server 2003 SP1 (IA64) 用 Windows Installer 3.1
- Windows Server 2003 SP1 (x64) 用 Windows Installer 3.1
- Windows XP (x64) 用 Microsoft Windows Installer 3.1
また、.NET Framework 4.0 (クライアント) 前提条件は、以下の InstallShield 前提条件を依存関係とします:
- Windows Installer 3.1 (x86)
- Windows Imaging Component (x86)
- Windows Server 2003 SP1 (x86) 用 Windows Installer 3.1
- Windows Imaging Component (x64)
- Windows Server 2003 SP1 (x64) 用 Windows Installer 3.1
- Windows XP (x64) 用 Microsoft Windows Installer 3.1
したがって、任意の .NET Framework 4.0 前提条件をプロジェクトに追加すると、InstallShield はデフォルトで Windows Installer と Windows Imaging Component の前提条件をインストールに追加します。 このため、インストールのサイズが大きくなることがあります。 場合によっては、InstallShield 前提条件エディター (InstallShield の Premier と Professional エディションで提供されています) で、.NET Framework 4 前提条件を編集して、依存関係の一部を削除することもできます。 たとえば、製品で Windows Vista 以降または Windows Server 2008 以降の OS が必要な場合、以前のバージョンの Windows をターゲットする Windows Installer 3.1 の依存関係を削除した方が良い場合があります。
Visual Studio 2010 をサポートするための追加の前提条件
InstallShield には、基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトに追加することができる次の新しい InstallShield 前提条件が含まれています。:
- Microsoft SQL CE 3.5 SP2
- Microsoft ReportViewer 2010
- Microsoft VSTO 2010 Runtime
- FSharp Redistributable Package 2.0
- Microsoft Office 2007 PIA (この前提条件は Microsoft Office 2007 Primary Interop Assemblies をインストールします。 この前提条件を使用するには、マイクロソフトの Web サイトから PrimaryInteropAssembly.exe ファイルをダウンロードおよび実行して、o2007pia.msi ファイルを抽出します。 システム上の .msi パッケージの場所によって、.prq ファイルの o2007pia.msi インストールのパスを変更しなくてはならない場合があります。)
.NET Framework 4 用の定義済みシステム検索
InstallShield に 2 つの新しい定義済みシステム検索が追加されました:
- Microsoft .NET Framework 4.0 完全版パッケージ
- Microsoft .NET Framework 4.0 クライアント パッケージ
インストールでこれらのいずれかが必要な場合、プロジェクト アシスタントの [インストール要件] ページまたは [システム検索] ビューを使って、これらのシステム検索をプロジェクトに追加することができます。 エンド ユーザーがインストールを起動すると、Windows Installer はターゲット システムの要件が満たされているかどうかを確認します。要件が満たされていない場合、インストールでシステム検索用に定義されているエラーメッセージが表示されます。
この機能は、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクトに適用します。
InstallShield 2010 SP1 の新しい機能 (2009 年 10 月 6 日)
SP1 の取得は、ナレッジベース記事「Q206429」を参照してください。
InstallShield 2010 SP1 には、Windows 7、Windows Server 2008 R2、および Windows Installer 5 の最終版をサポートするための変更が含まれています。 また、その他の変更も含まれています。
アップグレードに関する注意:
InstallShield 2010 SP1 で InstallShield 2010 を開くとき、プロジェクトを InstallShield 2010 SP1 にアップグレードすることを許可する必要があります。 InstallShield 2010 SP1 では、InstallShield 2010 プロジェクトで使用できないテーブルをサポートするため、アップグレード中にこれらのテーブルを追加しなくてはなりません。 InstallShield 2010 SP1 プロジェクトを以前のバージョンの InstallShield (SP1 を適用する前の InstallShield 2010 を含む) で開くことはできませんので、ご注意ください。 このため、複数のユーザーが InstallShield プロジェクトを開いて編集する場合、すべてのユーザーが同時に SP1 パッチを適用するようにしてください。
InstallShield 2010 プロジェクトを InstallShield 2010 SP1 で開くと、そのプロジェクトを新しいバージョンに変換するかどうかをたずねるメッセージボックスが表示されます。 [変換する] を選択すると、変換が行われる前にプロジェクトのバックアップコピーが作成されます。
Setup.exe マニフェストには、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 システム上で Program Compatibility Assistant のトリガーを回避するための、互換性セクションが追加されました
InstallShield プロジェクトで、インストール用のセットアップ起動ツールの作成を構成した場合、InstallShield がセットアップ起動ツールに対して作成するマニフェストには、今回より互換性セクションが含まれます。以前は、この互換性セクションが含まれておらず、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 システム上でインストールの終了時に Program Compatibility Assistant (PCA) ダイアログ ボックスが表示されました。 この PCA ダイアログ ボックスは、プログラムが正しくインストールされなかった可能性があることを通知しました。 このダイアログ ボックスは、インストールがアプリケーションのアンインストールキーを作成しなかった場合に表示されました。 この状況は、エンド ユーザーがインストールをキャンセルした場合、またはインストールが正しく完了しなかった場合に発生します。
App-V パッケージのアップグレードの作成と App-V パッケージの圧縮サポート
InstallShield は、今回より App-V アップグレードの作成をサポートします。 Microsoft App-V アシスタントの [パッケージ情報] ページに、新しい [アップグレードの設定] リンクが追加されました。 このリンクをクリックして、アップグレードを作成するかどうかを指定します。アップグレードを作成すると指定した場合、App-V パッケージのファイル名の後にバージョン番号を付加するかどうかなど、追加の情報を指定することができます。デフォルトでは、App-V パッケージのアップグレードは作成されません。
Microsoft App-V アシスタントの [ビルド オプション] ページには、App-V パッケージ内のデータ ファイルの圧縮を使用するかどうかを指定できる新しい設定が追加されました。 この設定に [はい] を選択すると、InstallShield は App-V パッケージに zlib 圧縮を使用します。
App-V のアップグレードおよび圧縮機能は、基本の MSI と MSI データベース プロジェクトタイプで使用できます。
Microsoft App-V アシスタントを使用するためには、Virtualization Pack を含む InstallShield のご購入が必要です。
Windows サービス用の新しいカスタマイズオプションの構成機能およびその他のサービス関連の強化機能における Windows Installer 5 サポート
InstallShield は今回より、Windows サービスに対する拡張カスタマイズ オプションの構成をサポートします。 カスタマイズ オプションには、システム起動時のパフォーマンスを向上させる新しい遅延自動開始機能、強化されたエラー検出機能、およびシステムの信頼性を向上させる回復オプションなどがあります。 Windows Installer 5 は、これらの新しいオプションをサポートしますが、以前のバージョンの Windows Installer はこれらを無視します。
新しいサービス関連の設定を構成するには、[セットアップのデザイン] ビュー (インストールプロジェクトの場合) または [コンポーネント] ビューで、コンポーネントの [詳細設定] 領域にある [サービス] ノードを使用します。 [サービス] ノードで、コンポーネントのサービスはすべて、サービス名ごとにグループに分けてリストされています。また、以前から利用可能なサービス関連の設定は、今回より新しい設定と共に同じグリッドに統合されています。 InstallShield の以前のバージョンでは、これらの以前から利用可能なサービス関連の設定は [NT サービスのインストール] ノードと [NT サービスのコントロール] ノードのサブビューに分けて表示されました。 統合された設定グリッドを使って、インストール中、またはアンインストール中に新しい、または既存のサービスをインストール、構成、開始、停止、または削除するコンポーネントを簡単に作成することができます。
この機能は、基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール、MSI データベース、MSM データベース、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで使用できます。
Windows 7 ロゴ プログラムの検証
InstallShield には、2 つの新しい検証スイートが含まれています: InstallShield 検証スイート - Windows 7 および InstallShield 検証スイート - Windows 7 マージ モジュール。これらの検証スイートを使って、Windows Installer ベースのインストール、またはマージ モジュールが Windows 7 ロゴ プログラムに対応するインストール要件を満たすかどうかを検証することができます。 Windows 7 ロゴを使用する場合、製品のインストールがプログラムの要件を満たしている必要があります。
InstallShield を使って、リリースが正しくビルドされるたびに、これらの検証スイートを実行するように構成する場合: [ツール] メニューから [オプション] を選択します。 [検証] タブで、適切なチェックボックスを選択します。
ビルド処理とは別に検証を行う場合: [ビルド] メニューから [検証] をポイントして、適切な新しいスイートを選択します。
ショートカットに Windows シェル プロパティを設定する Windows Installer 5 サポート
InstallShield の [ショートカット] ビューでは、実行時に Windows シェルによる設定が必要な 1 つ以上のショートカット プロパティを指定できます。たとえば、エンド ユーザーが製品をインストールした後に、そのショートカットの [スタート] メニュー エントリを新しくインストールされた製品として強調表示しないようにする場合、ショートカットのプロパティを設定できます。ツールや従属的な製品のショートカットに、このプロパティを使うと便利です。
Windows Installer 5 では、シェル ショートカットプロパティの設定がサポートされています。 以前のバージョンの Windows Installer は、これらのプロパティを無視します。
Windows Mobile 6.5 Professional を搭載したデバイス上で開始画面にカスタム .png ショートカットを指定できる機能
Windows Mobile 搭載デバイス用のモバイルデバイス インストールを作成して、Windows Marketplace for Mobile を通して製品を配布する予定の場合、製品には 90 x 90 ピクセルの [開始] スクリーンアイコン (.png ファイル) が必要です。 InstallShield の Windows Mobile ウィザードとスマートデバイス セットアップ ウィザードのどちらでも、使用する .png ファイルを選択できます。 Windows Mobile 6.5 Professional が搭載されたデバイス上でショートカットがインストールおよび表示されるとき、Windows Mobile シェルがデバイスの DPI に応じてショートカットのアイコンのサイズを縮小します。
[ショートカットのプロパティ] ダイアログ ボックスには、新しい [[開始] スクリーン アイコン (.png) を使用する] チェック ボックスが追加されました。 .png ファイルを使用する場合、このチェックボックスを選択してから参照ボタンをクリックしてファイルを指定します。 [ショートカットのプロパティ] ダイアログ ボックスは、Windows Mobile ウィザード またはスマート デバイス セットアップ ウィザードを使用中に、 [ショートカット] パネルで新しいショートカットを追加、または既存のショートカットのプロパティを変更するときに開きます。
この機能は、基本の MSI、InstallScript MSI、およびスマート デバイス プロジェクト タイプで使用できます。
MsiPrint および MsiLaunchApp コントロール イベントに関する Windows Installer 5 サポート
プロジェクトに含まれるダイアログにコントロールを追加するとき、Windows Installer 5 で使用できる新しいイベントの 1 つを選択できます:
- MsiPrint — このイベントを、スクロール可能なテキスト コントロールを含むダイアログにあるプッシュ ボタン コントロールに追加します。エンド ユーザーがプッシュ ボタン コントロールをクリックすると、スクロール可能なテキストコントロールの内容が印刷されます。
- MsiLaunchApp —このイベントをダイアログに含まれるチェックボックス コントロールに追加してから、イベントの "引数" 設定で起動するファイルを選択できます。エンド ユーザーはチェック ボックスを使って、インストールの終わりにファイルを実行するかどうかを選択できます。通常このイベンントは、SetupCompleteSuccess ダイアログ上のチェック ボックス コントロールと共に使用します。チェック ボックスコントロールには、アンインストール中にコントロールが表示されるのを防ぐ条件を含みます。
Windows Installer 5 で、これらのコントロールイベントがサポートされています。以前のバージョンの Windows Installer は、これらのイベントを無視します。したがって、Windows Installer 4.5 以前が搭載されているシステム上でインストールを実行するときに、これらの新しいイベントの 1 つまたは両方を使用する場合、ダイアログ コントロールに条件を追加することで、Windows Installer 4.5 以前が搭載されたシステム上でそれらが表示されないようにします。
この機能は、基本の MSI プロジェクトで使用できます。
プロジェクトに印刷または起動サポートを追加するときに、インストールのターゲットシステムに Windows Installer 4.5 以前が搭載されている場合、InstallShield が提供するサポートの使用をお勧めします。印刷サポートの追加に関する情報は、InstallShield ヘルプ ライブラリの 「プロジェクト アシスタントでインストールに使用するダイアログを指定する」を参照してください。印刷サポートの追加にかんする情報は、「[印刷] ボタンをダイアログに追加する」を参照してください。InstallShield で提供されているサポートに、Windows Installer 5 は不要です。
Windows Vista システム用 Windows Installer 4.5 前提条件
2 つの InstallShield 前提条件 (Windows Installer 4.5 for Windows Vista (x86) および Windows Installer 4.5 for Windows Vista (x64)) に含まれる条件が、正しく構成されるようになりました。インストール中にこれらの InstallShield 前提条件の 1 つがターゲット システムにインストールされた後、それが再びインストールされることはありません。
依存関係のスキャンおよび COM 抽出における、保護された Windows 7 ファイルおよびレジストリエントリの除外
InstallShield と共にインストールされる Filters.xml ファイルは、Windows 7 システム上で Windows リソース保護 (Windows Resource Protection (WRP)) によって保護されてるファイルとレジストリ キーを除外するように更新されました。したがって、COM サーバーから COM データを抽出するとき、InstallShield は Windows 7 の WRP で保護されているレジストリキーを抽出しません。また、InstallShield で依存関係スキャナーを実行したとき、Windows 7 の WRP で保護されているファイルは依存関係としてリストされません。
IOA-000049763 (マージ モジュール)
Property テーブルの検証情報は、独自のプロパティを含まないマージモジュール プロジェクトで正しく生成されます。以前は、同じ状況下で Value 列が誤ってヌル許容としてマークされました。
IOA-000049954
[リリース] ビューにある Setup.exe タブを使って Setup.exe ファイルをパスワードで保護した場合で、インストールに機能前提条件が含まれているとき、エンド ユーザーが先に Setup.exe を起動したときのみパスワードのプロンプトが表示されます。機能前提条件が起動されたときにパスワードのプロンプトが表示されることはなくなりました。
IOA-000050574
InstallScript 関数 SdShowMsg によって起動されるメッセージ ボックスは、今回より SdShowMsg を起動したインストーラー ウィンドウの手前に表示されますが、その後にエンド ユーザーが開いたウィンドウの手前には表示されません。以前、SdShowMsg メッセージ ボックスはすべてのウィンドウの手前に表示されました。これは、InstallScript インストール、InstallScript MSI インストール、および InstallScript カスタム アクションを含む基本の MSI インストールで、完全ユーザーインターフェイスを使って実行する場合に適用します。
たとえば、SdShowMsg、MessageBox、または AskYesNo などの関数を基本の MSI プロジェクトのカスタム アクションで使用すると、インストールは制限されたユーザー インターフェイス (つまり、基本の UI、簡易 UI、または UI なし) で実行するため、メッセージ ボックスはその他のウィンドウの後ろに表示されることがあります。これは、メッセージボックスの親ウィンドウが見つからないために、デスクトップが親ウィンドウであると見なされるためです。[実行] シーケンスに含まれる、どの種類のカスタム アクションからも UI を表示することはお勧めできません。これを回避できれば、SdShowMsg、MessageBox、およびその他の関数が別のウィンドウの後ろに表示されることを避けることができます。
IOA-000050575
InstallShield 前提条件のオペレーティングシステム条件を作成するとき、今回より、サービス パックの最小条件として数字の 0 を指定できるようになりました。これは、条件を True 評価とするためには、サービス パックがターゲット システム上にインストールされていないことを示します。以前、数字の 0 を入力した場合、InstallShield 前提条件にサービス パックの最大値が指定されていないものとしてインストールが実行しました。
IOA-000050816 (トランスフォーム)
トランスフォーム ウィザードの [出力ファイル名の指定] パネルでは、今回より、[参照] ボタンを使ってファイルの場所と名前を指定できます。以前、[参照] ボタンを使って場所と名前を指定した場合、「ファイルが見つかりません」とエラーが表示されました。この問題を回避するために、場所と名前を手動で入力しなくてはなりませんでした。
IOA-000050944 (InstallScript)
セットアップ前提条件を含むプロジェクトでカスタム ダイアログ スキンを使用した場合、インストールの実行時にセットアップ前提条件ダイアログで空白領域が表示される問題が解決されました。以前、エンドユーザーがリストからセットアップ前提条件を選択して [インストール] ボタンをクリックすると、このダイアログからセットアップ前提条件のリストが消去されました。
IOA-000051224 (InstallScript、InstallScript MSI)
InstallScript 関数 PlaceBitmap および SetTitle を使って全画面ビットマップイメージを表示して、そのイメージ上にテキストを指定すると、今回より、指定したタイトルがイメージ上で正しく表示されます。以前、タイトルの一部が切り詰めて表示されました。
IOA-000051686 (仮想化)
InstallShield が App-V 変換プロセス中に .msi パッケージに含まれる各ディレクトリによって示されるターゲットフォルダーを判別するとき、ディレクトリ ターゲットの場所を変更するプロパティの設定およびディレクトリの設定カスタム アクションがパッケージに含まれているかどうかをチェックします。今回より、InstallShield はディレクトリ ターゲットを設定するカスタム アクションが使用する Windows Installer 変数をより正確に解決する変換プロセスを有効にすることで、この状況をより正確に処理します。その結果、-9137 の変換における警告が削減します。以前、カスタム アクションがターゲットを指定するプロパティや、環境変数などの他の Windows Installer 変数への参照を使用したとき、変換プロセスが正しいディレクトリ ターゲットの場所を判別できずに失敗しました。
IOA-000051784 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リリース] ビューを使って、リリース中のビルドにリリース フラグおよび製品構成フラグを指定するとき、そのリリースに含めなくてはならないリリースフラグを持つ InstallShield 前提条件を含むリリースの場合、適切な場合、インストールはその前提条件をインストールします。以前、そのようなフラグを持たない前提条件が含まれている場合、インストールは前提条件を無視しました。また、機能前提条件が含まれている場合、エンドユーザーが [インストール] ボタンをクリックすると、インストールが自動的に再起動しました。
IOB-000058268 (仮想化)
仮想化パッケージを作成するとき、InstallShield で以前は圧縮解除することができなかった連鎖 .msi パッケージを圧縮解除できるようになりました。以前、一部の状況において、これらの .msi パッケージで仮想変換エラー -9006 がが発生しました。
IOC-000081344
InstallShield 前提条件エディターの [実行するアプリケーション] タブでファイルが選択された場合、インストールが実行時にターゲットシステム上で InstallShield 前提条件を実行するとき、そのファイルが起動されます。以前、InstallShield 前提条件に、実行するように選択されたファイルと同じ文字列で始まるファイルも含まれていた場合、間違ったファイルが起動されることがありました。
IOC-000081558 (基本の MSI)
Unicode セットアップ起動ツールの種類を使用するとき、プロジェクトに 1 つ以上の Unicode のみの言語 (たとえばヒンディー語) が含まれている場合に、インストールが正しい言語で実行するようになりました。以前、エンドユーザーが Stup.exe ファイルを起動すると、ランタイム エラー 1208 が発生しました。このエラー メッセージは、特定言語のコード ページがターゲット システム上で使用不可能であると通知しました。
IOC-000081594 (仮想化)
App-V アプリケーション ランチャユーティリティ (AppVLauncher.exe) を使って、ショートカットを含まない App-V アプリケーションを起動すると、App-V アプリケーション ランチャは、より詳細な情報を含むメッセージを表示します: 「アプリケーション OSD ファイルが見つかりません。ほとんどの App-V パッケージには、アプリケーションを起動するエントリ ポイント (ショートカットに類似) である OSD ファイルが含まれます。」以前は、「アプリケーション OSD ファイルがありません。」と表示されました。
IOC-000081717 (InstallScript、InstallScript MSI)
プロジェクトを InstallShield 2009 以前から InstallShield 2010 SP1 にアップグレードするとき、以前のプロジェクトにサイズが大きいまたはカスタム DPI 設定が選択されているマシン上で編集された 1 つ以上のダイアログが含まれている場合、ダイアログが正しくプロジェクトにインポートされます。以前、ダイアログが正しいサイズよりも縮小されました。
IOC-000081969 (基本の MSI、InstallScript MSI)
複数言語のインストールが 64 ビットシステム上で実行され、インストールに "スクリプト内実行" 設定で [システム コンテキストで遅延実行] が選択されているカスタムアクションが含まれている場合、そのカスタム アクションが正しく実行します。また、Windows Installer がこの状況下でクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000082018 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
[IIS 構成] ビューで構成された一部の IIS 設定で、以前は実行時に誤って構成された IIS 設定が、今回より、実行時に正しく構成されます。
また、プロジェクトに [IIS 構成] ビューを使って構成したアプリケーション プールを含む場合で、アプリケーション プールの "識別" 設定に SpecificUser オプションを選択して、"SpecificUser パスワード" 設定にパスワードを設定すると、実行時にパスワードが正しく設定されます。
IOC-000082019 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield の以前のバージョンで作成されたプロジェクトに Windows Mobile インストールが含まれていて、そのプロジェクトが InstallShield 2010 SP1 にアップグレードされた場合、今回より、実行時に Windows Mobile アプリケーションがインストールされます。以前、実行時に Application Manager (CeAppMgr.exe) が起動されないために、Windows Mobile アプリケーションがインストールされませんでした。
IOC-000082066 (基本の MSI)
InstallShield には今回より、64 ビット ターゲット システムで実行可能なカスタム アクションで使用できる 64 ビット EulaScrollWatcher.dll ファイルが含まれています。この DLL は、エンドユーザーが LicenseAgreement ダイアログの EULA を最後までスクロールすることを必須とします。以前、InstallShield が含んだ EulaScrollWatcher.dll ファイルのみが、64 ビット システム上で失敗しました。
詳細な使用方法については、InstallShield ヘルプ ライブラリの「LicenseAgreement ダイアログでエンド ユーザーが EULA を最初から最後までスクロールするのを必須にする」を参照してください。
IOC-000082210 (仮想化)
App-V パッケージをビルドするとき、今回より、[出力] ウィンドウに仮想パッケージのビルド出力フォルダーへのリンクが表示されます。
IOC-000082370 (仮想化)
Microsoft App-V アシスタントの [パッケージ情報] ページに、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 をターゲットとして選択できるオプションが追加されました。
IOC-000082427 (基本の MSI、InstallScript MSI)
圧縮と自動ディスク分割を使用するネットワーク イメージ リリースをビルドするとき、そのリリースに [ソース メディアからコピー] が選択されている InstallShield 前提条件用のサイズが大きいファイルが含まれている場合に、ビルド エラー -1530 が発生する問題が解決しました。
IOC-000082470 (仮想化)
Microsoft App-V アシスタントで、今回より、App-V パッケージには含まれていないファイルをポイントするショートカットを含めることができます。
IOC-000082496 (仮想化)
App-V アプリケーション ランチャユーティリティ (AppVLauncher.exe) は今回より、App-V パッケージをクライアントに追加して、OVERRIDEURL オプションを使用します。これは、アプリケーションソース ルート (ASR) 設定をオーバーライドします。個別の OSD アプリケーションのみではなく、パッケージを追加することで、今回よりパッケージのファイル拡張子とショートカットがマシンにパブリッシュされます。以前、ASR セットを持つ App-V クライアント環境では、AppVLauncher.exe が正しく OSD ファイルを起動しませんでした。
IOC-000082545
Visual Studio 内で InstallShield を使用する場合、短い名前を持つプロジェクトを参照したとき、InstallShield がプロジェクト出力グループを正しく解決しないために発生したビルド エラー -6221 の問題が解決しました。
IOC-000082568 (仮想化)
OSD ファイルで、ショートカットパラメーターや環境変数のような項目のパスは、今回より、C:\ instead of %drive_c%\ を使ってマシンのルートドライブを正しく参照します。
IOC-000082570 (仮想化)
App-V パッケージのビルド出力の一部として App-V パッケージのインストール パッケージを含めるとき、アプリケーションを共有の場所からロードすることを指定した場合 (つまり、.stf ファイルがインストール パッケージに含まれていない)、インストール パッケージは同じフォルダー内に .stf ファイルが存在するかどうかを確認します。.sft ファイルが同じフォルダーに存在する場合、アプリケーションがロードされるときに、その .sft ファイルの場所が App-V クライアントに渡されます。.sft ファイルが同じフォルダーに存在しない場合、マニフェスト ファイルで指定された場所と OSD ファイルが使用されます。以前、.sft ファイルが同じフォルダー内に存在するかどうかに関わらず、マニフェストファイルで指定された場所と OSD ファイルが使用されました。
IOC-000082597 (基本の MSI)
Setup.exe が 64 ビット .msi パッケージを起動すると、Windows Installer の問題を回避するため、今回より Windows Installer の 64 ビット バージョンが起動します。その結果、System64folder のファイルをアップデートする 64 ビット マイナーアップグレード (または、メンテナンス モードで実行する 64 ビットインストール) でランタイム エラー -2324 が発生することがなくなりました。
Cause
IOC-000082647 (基本の MSI、InstallScript MSI、QuickPatch)
Windows Installer 5 の新しい MsiServiceConfig、MsiServiceConfigFailureActions、または MsiLockPermissionsEx テーブルを使用するインストールを作成する場合、パッチをアンインストール可能とマークすることはできません。したがって、リリースにこれらのテーブルが含まれている場合にアップグレードおよびパッチの検証を行うと、Val0015 による警告が表示されます。
IOC-000082648 (仮想化)
InstallShield には、すべての仮想パッケージをビルドする既存の書き込み可能な場所を指定できる、マシン全体に適用される設定が含まれています。読み取り専用の場所にある .msi パッケージを仮想パッケージに変換する場合、このグローバル設定を使うと便利です。
マシン全体に適用される設定を構成するには、InstallShield と一緒にインストールされた Settings.xml ファイルを使用します。この Settings.xml ファイルに、<GlobalBuildRedirectFolder> 要素のためのテキスト コンテンツとしてパスを入力します。これは、<Virtualization> 要素の子要素です。
IOC-000082651
IIS スキャナー (IISscan.exe) は、今回よりデフォルト以外の Web サイトをスキャンして、InstallShield の [IIS 構成] ビューで構成可能な設定の値を記録する XML ファイルを作成します。以前、同じ状況において、IIS スキャナーは Web サイトが見つからなかったことを通知するエラーメッセージを表示し、XML ファイルは生成されませんでした。
IOC-000082757 (基本の MSI)
InstallShield でプロジェクトを以前のバージョンから InstallShield 2010 SP1 にアップグレードしたとき、そのプロジェクトに [SQL スクリプト] ビューで構成された SQL 接続が含まれていない場合に、プロジェクトに SQLBrowse ダイアログが追加されることがなくなりました。
IOC-000083046 (仮想化)
InstallShield が App-V パッケージをビルドするとき、今回より、UTF-8 エンコードで .osd、manifest、および .sprj ファイルを作成します。これは、Microsoft Application Virtualization Sequencer による動作と同じです。以前、InstallShield は UTF-16 エンコードでこれらのファイルを作成しました。これは、Microsoft Application Virtualization 4.5 の累積アップデート 1 を適用した一部のシステム上で解析エラーの原因となることがありました。
InstallShield 2010 オリジナルリリースの新しい機能 (2009 年 6 月 18 日)
注意: SP 1 を適用する前の InstallShield 2010 は、Microsoft Windows 7 Release Candidate (英語版)、Microsoft Windows Server 2008 R2 Release Candidate (英語版)、および Windows Installer 5 Beta をサポートします。
InstallShield 2010 オリジナルリリースの機能
カスタマイズされた仮想アプリケーションの作成をサポート
InstallShield を使って、Microsoft App-V フォーマットでカスタマイズされた仮想アプリケーションを作成できます。仮想化技術を使って、アプリケーションを独自の環境に隔離することで、既存アプリケーションとの競合を回避したり、基盤となるオペレーティングシステムの変更を避けたりすることが可能です。
仮想アプリケーションは、アプリケーション層とオペレーティング システム層を別々に維持する仮想環境で実行されます。各アプリケーションには、その仮想環境に、それ自身の構成情報を持ちます。これにより、多数のアプリケーションは、競合することなく、同一のコンピューターで他のアプリケーションとサイドバイ サイドで実行が可能になります。
仮想アプリケーションを作成するには、基本の MSI および MSI データベース プロジェクトで使用できる、新しい Microsoft App-V タブを使います。
仮想化機能には、Virtualization Pack を含む InstallShield のご購入が必要です。
また、InstallShield には Microsoft App-V 4.5 Desktop Client インストールおよび Microsoft Application Error Reporting インストール用の InstallShield 前提条件が含まれています。Application Error Reporting 前提条件は、App-V 前提条件の依存関係です。これらの InstallShield 前提条件用の再配布可能ファイルは Microsoft から入手しなくてはならないため、InstallShield 内部からダウンロードすることはできません。Microsoft からそれらのファイルを入手した後、 InstallShield 前提条件エディターで前提条件を編集するときに表示される場所に配置してください。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 システムをターゲットにできる機能
InstallShield では、インストールに Windows 7 または Windows Server 2008 R2 が必要であることを指定できます。また、これらのオペレーティングシステムに対する機能条件およびコンポーネント条件をビルドすることができます。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 でタスクバーにインストールの進行状況を表示するサポート
Windows 7 と Windows Server 2008 R2 で実行されるインストールは、今回より、ファイル転送中に Windows タスクバーに進行状況バーを表示します。この情報は、InstallScript および InstallScript MSI インストールに適用します。また、[ビルボード] ビューで構成されたビルボードを表示する基本の MSI インストールにも適用します。進行状況バーは、Windows の以前のバージョンのタスクバーには表示されません。また、セットアップの初期化中、または InstallShield 前提条件のインストール中にも表示されません。
Beta Windows Installer 5 におけるユーザーごとインストールをサポート
[一般情報] ビューには、"[ユーザーごと] オプションの表示" 設定があります。この設定を使って、特定の状況下において ReadyToInstall ダイアログにエンドユーザーが製品をインストールする方法 (現在のユーザーまたはすべてのユーザー) を指定できるボタンを含めるかどうかを指定できます。[ユーザーごと] ボタンは、Windows Installer プロパティ MSIINSTALLPERUSER を 1 に等しく設定して、パッケージを現在のユーザーにインストールすることを示します。MSIINSTALLPERUSER プロパティは Windows Installer 5 で使用できます。
この機能は、基本の MSI プロジェクトで使用できます。
Windows Installer 5 Beta における大きいパッケージのインストールにかかる所要時間の短縮機能をサポート
[一般情報] ビューにある "高速インストール" 設定では、大きい Windows Installer パッケージのインストールにかかる所要時間を短縮するのに役立つ 1 つまたは複数のオプションを選択できます。たとえば、インストールについてシステム復元ポイントを保存しないことを指定できます。インストールがファイルコスティングのみを実行して、その他のコスト チェックをスキップするように指定することも可能です。
この設定は、新しい Windows Installer プロパティ MSIFASTINSTALL を構成します。このプロパティは、コマンドラインで設定できます。Windows Installer 5 で、このプロパティがサポートされています。以前のバージョンの Windows Installer はこれを無視します。
この設定は、基本の MSI、InstallScript MSI、MSI データベース、およびトランスフォームプロジェクト タイプで使用できます。
Windows Installer 5 追加機能のベータサポート
InstallShield のダイレクト エディターには、Windows Installer 5 テーブル (MMsiLockPermissionEx、MsiServiceConfig、MsiServiceConfigFailureActions、および MsiShortcutProperty) のベータ サポートが含まれています。
この機能は、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで使用できます。
仮想マシンの存在を検出できる機能
InstallShield では、インストールが以下のタイプの仮想マシン上でインストールが実行されているかどうかを判断できます。
- Microsoft Hyper-V
- VMware Player、VMware Workstation、または VMware Server などの VMware 製品
- Microsoft Virtual PC
MSI DLL カスタム アクションをプロジェクトに追加する場合に、仮想マシンを検出するための 2 つの新しい Windows Installer プロパティ IS_VM_DETECTED と IS_VM_TYPE が追加されました。カスタムアクションを、InstallShield と共にインストールされる SetAllUsers.dll ファイルで ISDetectVM 関数を呼び出すように構成します。
また、InstallScript 言語が検出をサポートできるように拡張されました。構造 SYSINFO は、新しい bIsVirtualMachine メンバーを含み、InstallScript 関数 GetSystemInfo と使用できる、新しい VIRTUAL_MACHINE_TYPE 定数が追加されました。
この機能は、基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、InstallScript オブジェクト、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで使用できます。
詳細は、InstallShield ヘルプ ライブラリの「インストールが仮想マシン上で実行されているかどうかを検出する」を参照してください。
64 ビット COM 抽出サポート
InstallShield は、今回より、64 ビット COM 抽出をサポートします。InstallShield を 64 ビット オペレーティング システムで使用している場合、InstallShield は 64 ビット COM サーバーから COM データを抽出できます。データを正しい場所にインストールするため、コンポーネントを 64 ビットとマークしなくてはなりません。
64 ビット COM 抽出を実行するためには、InstallShield が、64 ビット オペレーティング システムにインストールされていなくてはなりません。
この機能は、基本の MSI、InstallScript MSI、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで使用できます。
この機能によって、IOB-000005298 が解決されます。
ファイル、フォルダー、およびレジストリキーのアクセス許可を設定するための新しいサポート
InstallShield では、ロックダウン環境で製品を実行するエンドユーザー向けに、ファイル、フォルダー、およびレジストリ キーを保護するための新しい 2 つの方法が提供されています:
- カスタム InstallShield 処理 — Windows Installer ベースのプロジェクトでは、実行時にアクセス許可を設定するためのカスタム サポートの使用を選択できます。このオプションを使うと、InstallShield は .msi データベースのカスタム ISLockPermissions テーブルに製品のアクセス許可情報を格納します。InstallShield はまた、アクセス許可を設定するためのカスタム アクションをプロジェクトに追加します。このサポートは、基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール、MSI データベース、MSM データベース、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで使用できます。
- InstallScript 関数、SetObjectPermissions — InstallScript イベントおよび InstallScript カスタムアクションで新しい SetObjectPermissions 関数を使って、実行時にアクセス許可を設定できます。この関数は、InstallScript、基本の MSI、InstallScript MSI、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで使用できます。
[カスタム InstallShield 処理] オプションを使う場合、アクセス許可を設定するファイル、フォルダー、またはレジストリキーを、インストールの一部としてインストールしなくてはなりません。SetObjectPermissions 関数を使う場合、ファイル、フォルダー、またはレジストリキーをインストールの一部としてインストールするか、ターゲット システム上に既存するかどうかを問いません。
以前、InstallShield でアクセス許可を設定するための唯一のオプションは、従来型の Windows Installer 処理のみでした。このオプションを使うと、アクセス許可情報は .msi データベースの LockPermissions テーブルに格納されます。新しい [カスタム InstallShield 処理] オプションと SetObjectPermissions 関数には、[従来型の Windows Installer 処理] オプションよりも多くの利点があります。
- カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関数を使うと、[従来型の Windows Installer 処理] オプションではサポートされていない、多くのセキュリティ識別子 (SID) を使用できます。
- カスタム オプションと SetObjectPermissions 関数は、従来型のオプションとは異なり、サポート対象の SID の翻訳されたユーザー名をサポートします。従来型のオプションで、非英語システム上で翻訳された名前を使ってアクセス許可を設定すると、インストールが失敗する可能性があります。
- カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関数を使って、指定するアクセス許可を特定のユーザーまたはグループが所持することを拒否できます。従来型の処理で、これは不可能です。
- カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関数を使って、ターゲット システムに既存するファイル、フォルダー、またはレジストリ キーに、アクセス許可を追加できます。このとき、そのオブジェクトに既存するアクセス許可は削除されません。従来型の処理では、既存するアクセス許可が削除されました。
- カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関数を使って、フォルダー (またはレジストリ キー) のアクセス許可を構成し、そのフォルダーのサブフォルダーおよびファイル (またはレジストリキーのサブキー) すべてに同じアクセス許可を適用するかどうかを指定できます。従来型の処理では、フォルダー内のサブフォルダーまたはファイル (レジストリ キーの下にあるサブ キー) にアクセス許可を構成する場合、ターゲットシステム上で作成された親は、自動的に子のアクセス許可を継承します。
- カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関数を使って、インストール中に作成される新しいユーザーのアクセス許可を構成できます。従来型の処理では、実行時にユーザーがターゲットシステム上に既存する必要があったため、これは不可能でした。
[一般情報] ビューに追加された "ロックダウンの設定方法" 設定を使って、プロジェクトに含まれるファイル、フォルダー、およびレジストリ キーに設定する新しいアクセス許可について、新しいカスタム InstallShield 処理または従来型の Windows Installer 処理のどちらを使用するかを指定できます。プロジェクトで既にいくつかのアクセス許可を構成済みの場合にこの設定の値を変更する場合、InstallShield では、既存アクセス許可に別の処理方法を使用するかどうかを指定できます。すべての新しいプロジェクトにおける、この設定のデフォルト値は [カスタム InstallShield 処理] オプションです。プロジェクトを InstallShield 2009 以前から InstallShield 2010 にアップグレードした場合、この設定のデフォルト値は [従来型の Windows Installer 処理] オプションです。この新しい設定は、基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、マージ モジュール、MSI データベース、MSM データベース、およびトランスフォーム プロジェクトタイプで利用できます。
この機能によって、1-784A7、1-JOMKL、IOA-000030286、IOA-000032834、IOA-000044784、IOC-000044382、IOC-000062641 が解決されます。
InstallScript プロジェクトにおける InstallShield 前提条件をサポート
InstallShield では、InstallScript プロジェクトに InstallShield 前提条件を追加できるようになりました。以前、この種類の再配布可能ファイルは基本の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクトプロジェクトでのみサポートされていました。
InstallShield 前提条件 は、通常、製品が必要とする製品またはテクノロジフレームワークをインストールする再配布可能ファイルです。今回より、InstallShield で提供されている InstallShield 前提条件または独自で作成したカスタム InstallShield 前提条件をどれでも InstallScript プロジェクトに追加できます。異なる種類のプロジェクトタイプを組み合わせている場合、InstallShield ではすべての基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトに含まれるこの種類の再配布可能ファイルを再利用できるため、簡単にマトリックスのテストを行うことができます。
InstallShield 前提条件を InstallScript プロジェクトに追加するには、新しい [前提条件] ビューを使います。InstallScript プロジェクトでは、InstallShield 前提条件タイプのセットアップ前提条件をサポートします。これは、メイン インストールのユーザー インターフェイスが実行される前に実行します。InstallScript プロジェクトは、機能と関連付けられた InstallShield 前提条件である、機能前提条件をサポートしません。
Windows Installer、.NET Framework、Crystal Reports、およびその他の再配布可能ファイルのための新しい InstallShield 前提条件
InstallShield には、基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトに追加することができる多くの InstallShield 前提条件が含まれています。
- Windows Installer 4.5 (Windows Installer 4.5 用の InstallShield 前提条件は、Microsoft KB958655 の修正を含みます。)
- Windows Installer 4.5 Update (Windows Installer 4.5 用の InstallShield 前提条件は、Microsoft KB958655 の修正を含みます。このアップデートには、Windows Installer 4.5 がターゲット システム上にインストール済みでなくてはなりません。)
- Windows Installer 3.1、Windows Installer 3.0、および Windows Installer 2.0 (これらのバージョンの Windows Installer 再配布可能ファイルは、以前、[リリース] ビューを使ってプロジェクトに Windows Installer を追加すると利用することができました。InstallShield 前提条件としては提供されていませんでした。)
- .NET Framework 3.0 SP1
- .NET Framework 2.0 SP2
- Internet Explorer 8
- Microsoft SQL Server 2008 Express SP1
- Microsoft SQL Server 2005 Express SP3
- Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再配布可能パッケージ
- Oracle 11g Instant Client 11.1.0.7 (Oracle は、Oracle Instant Client ファイル用のインストーラーを提供していません。したがって、プロジェクトでこの InstallShield 前提条件を使用する前に、.msi パッケージを作成する必要があります。これは、InstallShield と共にインストールされる Oracle Instant Client プロジェクト (InstallShield Program Files フォルダー\Support\Oracle Instant Client) を使って簡単に作成できます。)
- Crystal Reports Basic for Visual Studio 2008 (この前提条件は、Visual Studio 2008 と一緒にインストールされた Crystal Reports Basic インストールと共に使用します。システム上で .msi パッケージが配置されている場所によって、.prq ファイル内の Crystal Reports Basic インストールのパスを変更しなくてはならない場合があります。)
この機能によって、IOA-000047620、IOA-000047761、IOC-000078966、IOC-000080736 が解決されます。
Microsoft SQL Server 2008 SP1 サポート
InstallShield は、今回より、SQL Server 2008 SP1 上で SQL スクリプトを実行するためのサポートを含みます。また、InstallShield の [SQL スクリプト] ビューで、製品がサポートするターゲット データベース サーバーを指定するときに選択可能な定義済みデータベース サーバーのリストには、SQL Server 2008 SP1 が含まれています。
Oracle 11g サポート
InstallShield には、今回より、Oracle 11g で SQL スクリプトを実行するためのサポートが含まれています。また、InstallShield の [SQL スクリプト] ビューで、製品がサポートするターゲット データベース サーバーを指定するときに選択可能な定義済みデータベース サーバーのリストには、Oracle 11g が含まれています。
この機能により IOC-000080690 が解決されます。
モバイルデバイスにおける SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 サポート
InstallShield は、今回より SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 のサポートを含みます。ビルド マシンに SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 がインストールされてる場合に、Windows モバイル ウィザードまたはスマート デバイス セットアップ ウィザードで [SQL Server Compact 3.5]、[SQL Server Compact 3.5 Replication]、または [SQL 3.5 Client] オプションを選択すると、ビルド時、InstallShield によってSQL Server Compact Edition 3.5 SP1 の .cab ファイルがインストールに含まれます。MSDN Web サイトから SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 再配布可能ファイルを取得し、ビルド マシンにインストールしなくてはならない点に、ご注意ください。
この機能は、基本の MSI、InstallScript MSI、およびスマート デバイス プロジェクト タイプに適用します。
IIS Web サイトのスキャン、その設定の記録、およびそれらの設定を InstallShield プロジェクトにインポートする新しいツール
InstallShield には、IIS スキャナー (IISscan.exe) が搭載されています。この新しいコマンドラインツールを使って、既存の IIS Web サイトをスキャンし、その Web サイトに関する IIS データを記録できます。IIS スキャナーは、Web サイト、その仮想ディレクトリ、アプリケーション、およびアプリケーション プールすべての設定を含む XML ファイルを作成します。この XML ファイルを使って、InstallShield の [IIS 構成] ビューに IIS データをインポートできます。IIS データをプロジェクトにインポートしてから、必要に応じて、[IIS 構成] ビューを使って IIS の設定を変更できます。
IIS データを InstallShield プロジェクトにインポートできる機能は、InstallShield Premier Edition のみで使用できます。
IIS Web アプリケーションを Web サイトに追加できる機能と、その他の IIS 関連機能の強化
InstallShield では、今回より、IIS Web アプリケーションを Web サイトに追加できます。そのためには、[IIS 構成] ビューで Web サイトを右クリックしてから、[新しいアプリケーション] をクリックします。新しいアプリケーションを追加した後、その設定を右側のペインで構成できます。
また、InstallShield ではアプリケーション無しで仮想ディレクトリを作成することもできます。以前は、仮想ディレクトリを作成するたびに、アプリケーションも自動的に作成されました。
また、InstallShield には次の新しい IIS 設定が追加されました:
- マネージ パイプラインモード — 適切な要求処理パイプライン モード (統合またはクラシック) を指定できます。
- 32 ビット アプリケーションを有効にする — 選択したアプリケーションプールの 32 ビット アプリケーションを 64 ビット システム上で実行可能にするかどうかを指定できます。
- .NET Framework バージョン — アプリケーションプールがロードする .NET Framework のバージョンを指定できます。
- ASP.NET プラットフォーム — .NET Framework がインストールされている Windows の 64 ビット バージョンでインストールを実行できるようにする場合、どの ASP.NET プラットフォームを使って Web サイト、アプリケーション、または仮想ディレクトリを ASP.NET バージョンにマップするのかを指定します。
この機能は、基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトタイプで使用できます。
この機能によって、1-PLEIX、IOA-000045314、IOC-000057470、IOC-000059119、IOC-000065672、IOC-000066474、IOC-000067040、IOC-000069568、IOC-000071377、IOC-000072349、IOC-000073995、IOC-000079857、IOC-000079976 が解決されます。
ランタイムテキスト ファイルの変更を構成できる新しいビュー
InstallShield に新しく追加された [テキスト ファイルの変更] ビューを使って、ターゲット システム上で実行時に変更を行うテキストファイル (たとえば、.txt、.htm、.xml、.config、.ini、および .sql) 内の検索/置換処理を構成できます。テキストファイルは、インストールの一部またはシステム上に既存するファイルのどちらでも構いません。
Windows Installer プロパティを使って、検索に含める、または検索から除外するテキストファイルの名前を指定することができます。プロパティを使って、検索文字列と置換文字列を指定することもできます。これにより、エンド ユーザーがダイアログで入力したデータ、または実行時に判別された他の構成情報を、製品のテキストファイルがターゲット システムで変更される時に使用できるようになります。たとえば、エンド ユーザーが IP アドレスを指定しなくてはならないダイアログがプロジェクトに含まれている場合、インストールは一連のファイル内でトークンを検索して、エンドユーザーが入力した IP アドレスで、それを置換します。
[テキスト ファイルの変更] ビューは、[XML ファイルの変更] ビューで XML ファイルを構成する代わりの方法として使用できます。[テキスト ファイルの変更] ビューには、いくつかの利点があります。たとえば、この新しいビューにはランタイム要件がありません。一方、[XML ファイルの変更] ビューを使って構成された変更の場合、ターゲットシステムで MSXML が必要です。また、[テキスト ファイルの変更] ビューで変更を構成する場合、XPath クエリの入力は不要ですが、[XML ファイルの変更] ビューを使った場合は、それが必要です。
[テキスト ファイルの変更] ビューは、基本の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクト タイプで使用できます。
新しい [文字列エディター] ビュー
InstallShield に [文字列エディター] ビューが追加されました。このビューには、プロジェクト内の言語非依存文字列 ID と、それにに対応する言語固有の値がスプレッドシート形式のテーブルで表示されます。[文字列エディター] ビューでは、インストール処理で実行時に表示されるローカライズ可能なすべてのテキスト文字列を、1 ヶ所でまとめて制御することができます。このビューは、以前 [一般情報] ビュー内のノードで表示された文字列テーブルの代わりとなります。以下は、新しいビューの主な特徴を説明します。
- ビューには文字列エントリを追加、編集、削除、検索、置換、エクスポート、およびインポートするためのボタンを含むツールバーがあります。特定の文字列 ID が使用されているすべてのインスタンスを識別するために、プロジェクト内を検索するためのボタンもあります。
- ビューの上部には新しいグループ ボックス領域があり、列ヘッダーをこの領域にドラッグアンド ドロップすることで、ビュー内の行を階層形式に整列することができます。この機能を使って、言語または更新日などのカテゴリ別に文字列エントリを簡単に並べ替えることができます。
- このビューではダイナミック検索もサポートされていて、検索ボックスに文字列を一文字づつ入力するのと同時に InstallShield がその文字を含まない文字列を隠します。
この機能は、基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、InstallScript オブジェクト、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで使用できます。
この機能により 1-EJNEY が解決されます。
Unicode サポート
InstallShield は次の 3 つの側面から、モダン言語の複数言語インストールを完全にサポートします: Windows Istaller データベースを Unicode 形式でビルド可能、InstallShield プロジェクトを Unicode 形式で保存可能、InstallShield インターフェイスで複数文字セットから同時に Unicode 文字を入力および表示可能
Unicode (UTF-8) データベース
[リリース] ビューの [ビルド] タブにある "UTF-8 データベースのビルド" 設定を使って、Windows Installer データベースを任意のインスタンスまたは言語トランスフォームと共に UTF-8 エンコードでビルドすることを指定できます。UTF-8 エンコードは、すべての言語の文字を同時にサポートするため、エンドユーザーに表示するテキストおよびファイル名とレジストリ キーの両方で、たとえば日本語とドイツ語、またはロシア語とポーランド語のように自由に言語を組み合わせて使用できます。組み合わされた言語は、ターゲットシステムの現在の言語設定に関わらず正しく表示されます。Unicode サポートはまた、IIS サポートやテキストおよび XML ファイルの変更をはじめとするインストール実行時の主要な部分にも追加されています。
新しい "UTF-8 データベースのビルド" 設定のデフォルト値は [いいえ] です。
オートメーション インターフェイスには、この新しい設定のサポートが含まれています。ISWiRelease オブジェクトには、UTF-8 エンコードを使用するかどうかを指定できる、新しい BuildUTF8Database プロパティが含まれています。
この機能は、基本の MSI、InstallScript MSI、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで使用できます。
この機能によって、IOB-000050571、IOC-000053626、IOC-000070145、および IOC-000074276 が解決されます。
Unicode プロジェクト ファイル(*.ism)
InstallShield は、今回より、バイナリおよび XML プロジェクト ファイルを保存するときに UTF-8 エンコードを使用します。この変更により、プロジェクトで使用されるファイル、レジストリデータ、その他の文字列には、同時にすべての言語の文字を含めることが可能です。このエンコードにより、InstallShield では今後 ISString テーブルに格納される文字列に人間が判読不可能な Base64 エンコードを使用する必要はありません。代りに、プロジェクトに文字列を追加または変更するとき、InstallShield はそれらを判読可能な Unicode 文字列として保存します。これによって、プロジェクトの修正時に変更点を容易に確認することができます。このため、InstallShield 2010 で作成されるすべての新規プロジェクトでは Unicode 文字列のみが使用されます。アップグレード プロジェクトでは、新しい文字列または変更された文字列、およびエクスポート後に再インポートされた文字列には Unicode が使用されます。
ターゲットのビルドで表示できない Unicode 値を使用すると (たとえば、"UTF-8 データベースのビルド" 設定で [いいえ] が選択されている InstallScript インストールまたは基本の MSI インストール)、新しいビルド エラーが変更を必要とする項目をポイントします。一部において、InstallShield の以前のバージョンではサイレントで受け入れられていた無効な文字列エントリを検出する場合もあります。
この機能はすべてのプロジェクト タイプに適用します。
InstallShield の Unicode ビュー
InstallShield の多くのビューは、すべての言語からの文字を表示および入力できるように強化されています。たとえば、[ファイルとフォルダー] ビューでは、英語ローカル システムにある中国語のファイル名が疑問符で表示されることがなくなり、これらのファイルをプロジェクトに追加できるようになりました。同様に、[レジストリ] ビューでタイ語のレジストリ キーまたは値が疑問符に変換されることがなくなり、これらを Windows Installer ベースのプロジェクトにインストールできるようになりました。さらに、新しい独立した [文字列エディター] ビューで、すべての言語からの文字列を表示および変更できるようになりました。以前、文字列エントリは [一般情報] ビューで個別の言語ノードに表示されました。その他、[プロパティ マネージャー]、[パス変数]、[ダイレクト エディター]、[一般情報]、および [セットアップのデザイン] ビューも強化されています。
"UTF-8 データベースのビルド" 設定を [いいえ] に設定する場合は常に、すべてのファイル名、レジストリキー、およびその他の文字列をターゲット言語のコードページからの文字で構成しなくてはなりません。 その場合、ある項目がターゲット言語のコード ページで使用不可能な文字を含む場合、InstallShield はその項目をポイントする新しいビルド エラーを報告します。つまり、"UTF-8 データベースのビルド" 設定に [はい] が選択されていない限り、中国語ファイル名を英語インストールで使用することはできません。
この機能はすべてのプロジェクト タイプに適用します。
この機能によって、1-12AZWL、1-17D9Y0、1-AT26Z、1-NMATB、1-SORS9、IOC-000073872 が解決されます。
基本の MSI プロジェクトで新しく追加された、ビルボード サポート
基本の MSI プロジェクトには、ビルボードサポートが含まれています。ビルボードをプロジェクトに追加して、インストール処理中にエンド ユーザーに対して情報を提供できます。ビルボードは、エンド ユーザーと連絡を取ったり、広告、教育、およびエンターテインメントを提示するために使用することができます。たとえば、ビルボードを使ってインストール中の製品に含まれる新しい機能の概要や貴社の他の製品についての情報を提供できます。各ビルボードは、貴社のグラフィック担当者がファイル転送の外観を完全にカスタマイズできるファイルです。
基本の MSI プロジェクトにおけるビルボードサポートの主な特徴は次のとおりです。:
- プロジェクトに Adobe Flash アプリケーション ファイル (.swf) をビルボードとして追加できます。Flash アプリケーション ファイルは、ビデオ、動画、音声、インタラクティブ インターフェイス、ゲーム、テキスト、その他の .swf ファイルがサポートするあらゆる要素で構成されます。
- InstallShield では .bmp、.gif、.jpg、および .jpeg ファイルをビルボードとして使用できます。
- InstallShield には "ビルボードの種類" 設定が含まれていて、インストールで使用するビルボードのスタイルを指定できます。たとえば、インストールが全画面背景を使用し、ビルボードを前景に、また小さい進行状況ボックスを画面の右下に表示するスタイルがあります。別のスタイルでは、インストールがビルボードを表示する標準サイズのダイアログを表示します。このダイアログの下の部分に、進行状況バーが表示されます。
- InstallShield では、リリースをビルドおよび実行せずに、実行時にビルボードがどのように表示されるのかをプレビューできます。ビルボードをプレビューすると、そのビルボードに現在構成されている背景色、位置、および関連設定を使ったビルボードの外観を確認できます。
InstallShield の [ビルボード] ビューでは、ビルボード ファイルの追加、その関連設定の構成、ならびにビルボードのプレビューを行います。
以前は、InstallScript とInstallScript MSI プロジェクトでのみ、ビルボードがサポートされていました。これらのプロジェクトタイプに含まれるビルボード サポートは、基本の MSI プロジェクトに含まれるサポートとは異なりますので、ご注意ください。
Steps to Reproduce
InstallScript および InstallScript MSI プロジェクトで拡張されたビルボード サポート
InstallScript および InstallScript MSI プロジェクトでは、今回より .gif、.jpg、および .jpeg ファイルをビルボードとして使用できます。以前は、.bmp ファイルしかサポートされていませんでした。[サポート ファイル/ビルボード] ビューを使って、プロジェクトにビルボードを追加できます。
InstallScript および InstallScript MSI プロジェクトのビルボード ファイルは、指定された命名規則に従わなくてはなりません。各ファイル名は bbrd で始まり、ビルボード番号 (1 から 99) が続きます。最後に、サポート対象のファイル拡張子 (.bmp、.gif、.jpg、または .jpg) で終わります。ファイル名番号が連続番号である必要は無くなりました。つまり、プロジェクトに bbrd1.jpg、bbrd3.jpg、および bbrd5.jpg を追加すると、実行時に各イメージが順番通りに表示されます。以前、シーケンス内にあるビルボード ファイル名の番号は連続している必要がありました。たとえば、インストールプロジェクトに bbrd1.bmp、bbrd2.bmp、および bbrd4.bmp を追加すると、実行時に bbrd1.bmp、bbrd2.bmp は表示されますが、bbrd3.bmp がシーケンスから不足しているために、bbrd4.bmp は表示されませんでした。
InstallScript 関数 PlayMMedia を使って Adobe Flash Application File (.swf) を再生できる機能
InstallScript 関数 PlayMMedia が、今回より、InstallScript と InstallScript MSI インストール中に背景ウィンドウで Adobe Flash application file (.swf) の再生をサポートします。Flash アプリケーションファイルは、ビデオ、動画、音声、インタラクティブ インターフェイス、ゲーム、テキスト、その他の .swf ファイルがサポートするあらゆる要素で構成されます。
Flash ファイルを使用する場合、SizeWindow と PlaceWindow を使って、Flash ファイルを表示する背景ウィンドウのサイズと配置を制御できます。
InstallScript と InstallScript MSI インストール中、ダイアログにおける HTML コントロールをサポート
InstallShield では、InstallScript と InstallScript MSI プロジェクトに含まれるダイアログで HTML コントロールをサポートします。HTML コントロール を使って、ダイアログコントロールで HTML マークアップを使用できます。ダイアログで Web ページ、インストール済みの HTML ファイル、 および HTML サポートファイルへのリンクを含めることができます。エンドユーザーが実行時のダイアログでハイパーリンクをクリックしたときに、インターネット ブラウザーで HTML ページを開くか、InstallScript コードを使って定義した別の動作をトリガーできます。HTML コントロールを使って、外観を制御するためのスタイルを含む、有効な HTML マークアップを使用できます。
HTML コンテンツがインストール済みの HTML ファイルまたは HTML サポート ファイルである場合、HTML コントロールを使って、それを直接ダイアログに表示することも可能です。
CtrlGetUrlForLinkClicked という名前の新しい InstallScript 関数が追加されました。この関数は、エンド ユーザーがクリックしたリンクへの URL を取得します。
サポートされていない言語を InstallScript プロジェクトに追加できる機能
InstallShield Premier Edition には、InstallScript プロジェクト用に 33 ヶ国語のデフォルト ランタイム文字列が含まれています。InstallShield Premier Edition では、新しい言語ウィザードを使って 33 ヶ国語以外のサポートされていない言語を InstallScript プロジェクトに追加することができます。サポートされていない言語を InstallScript プロジェクトに追加した後、[文字列エディター] ビューを使ってその言語用の翻訳された文字列を提供できます。別の手段として、言語の文字列エントリをファイルにエクスポートして、そのファイルの文字列値を翻訳したのち、プロジェクトにインポートすることもできます。以前、新しい言語ウィザードを使ってサポートされていない言語を追加できるのは、基本の MSI プロジェクトと InstallScript MSI プロジェクトのみでした。
この機能により IOC-000068232 が解決されます。
InstallScript コンパイラがリンクするライブラリのパスを指定できる機能
[設定] ダイアログ ボックスにある [コンパイル/リンク] タブに新しく追加された [追加ライブラリパス] ボックスを使って、InstallScript コンパイラがスクリプトにリンクする InstallScript ライブラリ (.obl ファイル) を検索する場所を指定できます。さらに、このタブでカスタム ライブラリを指定するとき、フル パスではなく、ファイル名のみを指定できるようになりました。これらの変更によって、ライブラリを別のディレクトリに移動させた場合でも、[コンパイル/リンク] タブでライブラリのパスを手動で変更せずにスクリプトを正常にコンパイルすることができます。
この機能により 1-4X5BD が解決されます。
新しい FlexNet Connect 11.6 再配布可能ファイル
InstallShield はまた、基本の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクトで FlexNet Connect 11.6 をサポートします。 InstallShield の [アップデート通知] ビューで、2 つの FlexNet Connect 11.6 マージ モジュール (Common Software Manager が含まれているマージ モジュールと、含まれていないマージ モジュール) のどちらかを含みます。 これらのマージモジュールは、FlexNet Connect 11 マージ モジュールに取って代わります。 更新されたマージ モジュールの変更点についての詳細は、FlexNet Connect リリース ノート (PDF 英語版) を参照してください。
DIFx 2.1.1 サポート
InstallShield では、最新版の Driver Install Frameworks for Applications (DIFx 2.1.1) がサポートされています。Microsoft の最新バイナリ ファイルを含むこの新バージョンは、基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトタイプで使用できます。
この機能により IOC-000080214 が解決されます。
InstallShield 2010 オリジナルリリースで強化された項目
ユーザビリティの強化点
InstallShield の多くのビューは、その生産性とユーザビリティが強化されています。たとえば、一部のビューにはオプションを簡単に見つけられるツールバーが含まれています。いくつかのビューでは、グリッド内の行を整列する方法をカスタマイズできます。検索機能があるビューでは、より迅速に検索が行われます。主要な例は以下のとおりです:
- [ダイレクト エディター] ビュー — このビューでテーブルを選択すると、新しいツールバーが表示されます。ツールバーには、テーブル内でデータを追加、切り取り、コピー、貼り付け、検索、および置換できるボタンがあります。また、ビューではダイナミック検索もサポートされていて、検索ボックスに文字列を一文字づつ入力するのと同時に InstallShield がその文字を含まないテーブル レコードを隠します。レコードを追加または編集するとき、InstallShield は各フィールドのヘルプ テキストを表示します。
- [プロパティ マネージャー] ビュー — このビューには、プロパティの追加および削除などの処理を行うためのボタンを含む新しいツールバーがあります。また、ビューではダイナミック検索もサポートされていて、検索ボックスに文字列を一文字づつ入力するのと同時に InstallShield がその文字を含まないテーブル レコードを隠します。ビューの上部には新しいグループ ボックス領域があり、列ヘッダーをこの領域にドラッグアンド ドロップすることで、ビュー内の行を階層形式に整列することができます。このビューでは、マウスと SHIFT または CTRL ボタンを使って複数のプロパティを選択してから、すべてを一斉に削除することができます。
- [再配布可能ファイル] ビュー — このビューに含まれる新しいツールバーとグループボックス領域は、強力な検索および組織化機能を提供します。列ヘッダーをグループ ボックス領域にドラッグ アンド ドロップして、再配布可能ファイルのリストを階層形式で表示することができます。また、ツールバーの検索ボックスに文字列を入力すると、InstallShield はその文字を含まないすべての再配布可能ファイルを隠します。
- [IIS 構成] ビュー — このビューは IIS 7 に似せて外観デザインが一新され、設定がタブではなくグリッドで表示されるようになりました。グリッドには、カテゴリ別、またはアルファベット順にグリッド設定を並べ替えるためのボタンがあります。このビューのグリッドの中から設定の 1 つを選択すると、右下のペインにその設定のヘルプ情報が表示されます。
- [一般情報] ビュー — このビューのすべての設定は、ビュー内でノードに関連付けられた個別のグリッドの代わりに、1 つのグリッドで表示されます。設定はいくつかのカテゴリにグループ分けされていて、特定の設定を見つけやすくなっています。また、カテゴリ別またはアルファベット順にグリッド設定を並べ替えることができるボタンもあります。以前、このビューに表示された文字列テーブルは [文字列エディター] ビューに移動しました。
- [パス変数] ビュー — このビューには、パス変数の追加および削除などの処理を行うためのボタンが含まれる新しいツールバーがあります。このビューでまた、ダイナミック検索もサポートされていて、検索ボックスに文字列を一文字づつ入力するのと同時に InstallShield がその文字を含まない行を隠します。ビューの上部には新しいグループ ボックス領域があり、列ヘッダーをこの領域にドラッグアンド ドロップすることで、ビュー内の行を階層形式に整列することができます。このビューでは、マウスと SHIFT または CTRL ボタンを使って複数のパス変数を選択してから、すべてを一斉に削除することができます。
また、リリースをビルド、検証、またはスクリプトをコンパイルするときに表示される [出力] ウィンドウが強化されました。[出力] ウィンドウ、またその個別のタブは、InstallShield のワークスペースの任意の側面に固定するか、独立した場所にドラッグすることができます。[出力] ウィンドウまたはそのタブの 1 つを InstallShield インターフェイスの端にドラッグすると、固定ウィンドウとして表示されます。[出力] ウィンドウまたはそのタブの 1 つを InstallShield インターフェイスの端から離れた場所にドラッグすると、取り外されます。
この強化によって、1-FVS7U と IOA-000042399 が解決されます。
アクションの進行状況メッセージの指定をサポート
エンド ユーザーに進行状況を伝えるために、インストールは一般的に、実行中の処理を説明する進行状況ダイアログで説明テキストを表示します。通常、インストールのステータスを表示する進行状況バーも同時に表示されます。標準アクションおよびカスタムアクションが発生すると、そのアクションについてのメッセージが進行状況ダイアログに表示されます。この機能は、実行するのに時間がかかるアクションで、特に役立ちます。インストールのログ記録が作成される場合、同じアクションテキストが記録されます。
[カスタム アクションとシーケンス] ビューに新しく追加された [アクション テキスト] 領域では、アクションの説明と詳細を指定できます。これは、基本の MSI、InstallScript MSI、MSI データベース、およびトランスフォームプロジェクト タイプで使用できます。
64 ビット システムが 32 ビット IIS アプリケーションの実行を許可するかどうかを検出できる機能
実行時、IIS 6 を持つシステム上でインストールが Enable32bitAppOnWin64 プロパティのチェックを必要とする場合があります。そのとき、製品の要件およびチェック結果に基づいて、たとえば 32 ビット IIS アプリケーションまたは 64 ビット IIS アプリケーションを含む特定のコンポーネントのインストールをスキップして、残りのファイル転送を続行することができます。
InstallShield には、ターゲット システム上で Enable32bitAppOnWin64 プロパティがどのように設定されているかを検出できるサンプル Windows Installer DLL ファイルが含まれています。プロジェクトに、この DLL のカスタムアクションを追加できます。32 ビット アプリケーションが許可されている場合、Windows Installer プロパティ ISIIS6APPPOOLSUPPORTS32BIT は値 1 に設定され、許可されていない場合、このプロパティは設定されません。条件でこのプロパティをを使って、特定の動作をトリガーまたは阻止することができます。たとえば、ISIIS6APPPOOLSUPPORTS32BIT が設定されているかいないかによって、インストールが終了する起動条件を作成できます。
この機能は、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで使用できます。
プロジェクトにカスタム アクションを追加する手順については、InstallShield ヘルプ ライブラリの「64 ビット プラットフォーム上で IIS 6 をサポートする際の考慮」を参照してください。
IIS 6 メタベースの互換性機能がインストールされているかどうかを検出できる機能
実行時に、インストールによって、ターゲット システムに IIS メタベースおよび IIS 6 構成との互換性機能がインストールされているかどうか、または IIS 以前がインストールされているかを検出できます。製品の要件と検出結果に基づいて、インストールを終了およびエラー メッセージを表示できます。
たとえば、Web サービス拡張は IIS 6 を持つシステムにインストールできます。IIS 7 を持つシステムでは、Web サービス拡張は IIS メタベースおよび IIS 6 構成との互換性機能がインストールされている場合のみインストール可能です。 このため、IIS 6 が存在するか、IIS 6 との互換性機能がインストールされていることをインストールが検証するように構成することが必要な場合があります。これらのどちらの条件も False の場合、インストールが終了してエラー メッセージが表示されます。
InstallShield には、IIS メタベースおよび IIS 6 構成との互換性機能がインストールされているかどうかを検出するためのサンプル Windows Installer DLL ファイルが含まれています。プロジェクトに、この DLL のカスタムアクションを追加できます。IIS メタベースおよび IIS 6 構成との互換性機能がインストールされている場合、Windows Installer プロパティ ISIISMETABASECOMPATPRESENT は値 1 に設定され、インストールされていない場合、プロパティは設定されません。条件でこのプロパティをを使って、特定の動作をトリガーまたは阻止することができます。たとえば、ISIISMETABASECOMPATPRESENT が設定されているかいないかによって、インストールを終了する起動条件を作成できます。
この機能は、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで使用できます。
プロジェクトにカスタム アクションを追加する手順については、InstallShield ヘルプ ライブラリの「ターゲット システムに IIS 6 以前が搭載されているか、または IIS 6 メタベースの互換性機能があるかどうかを判別する」を参照してください。
名前空間プレフィックスを XML ファイル要素の属性と関連付ける機能
InstallShield では、今回より、名前空間プレフィックスを [XML ファイルの変更] ビューで属性に追加できるようになりました。そのためには、属性名の前にプレフィックスを入力して、コロン (:) を続けます。以前、属性に名前空間プレフィックスが含まれている場合、インストールが失敗しました。
この強化機能は、基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトタイプに適用します。
ランタイム変更後に XML ファイルをフォーマッするかどうかを指定できる機能
[XML ファイルの変更] ビューで XML ファイルの [詳細] タブに追加された [変更後に XML をフォーマットする] チェック ボックスを使って、実行時にファイルが変更された後に XML ファイルをフォーマットするかどうかを指定できます。ファイルをフォーマットするとき、インストールはファイルにインデントを追加して、空白要素タグを開始タグと終了タグに置換します。これは、web.config ファイルでは問題を起こす可能性があるため、プロジェクトでこのチェック ボックスをクリアしなくてはならない場合もあります。
この強化機能は、基本の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトタイプに適用します。
この強化により IOA-000028596 が解決されます。
.NET Framework および Internet Explorer 8 のための定義済みシステム検索
InstallShield に 2 つの新しい定義済みシステム検索が追加されました:
- Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
- Internet Explorer 8
インストールでこれらのいずれかが必要な場合、[システム検索] ビューまたはプロジェクト アシスタントの [インストール要件] ページを使って、これらのシステム検索をプロジェクトに追加することができます。エンドユーザーがインストールを起動すると、Windows Installer はターゲット システムの要件が満たされているかどうかを確認します。要件が満たされていない場合、インストールでシステム検索用に定義されているエラーメッセージが表示されます。
この強化は、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクトに適用します。
この強化により IOA-000047761 が解決されます。
カスタムプロパティを条件ビルダーに一覧表示
[条件ビルダー] ダイアログ ボックスのプロパティ リストには、今回より、[プロパティ マネージャー] ビューで追加されたプロパティが含まれます。また、システム検索ウィザードで作成された検索からのプロパティも含まれています。このため、InstallShield で条件を作成または編集するとき、独自のカスタム プロパティを手入力する代りに、リストから選択することができます。
この強化機能は、基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール および トランスフォーム プロジェクト タイプに適用します。
この強化によって、IOC-000040833 と IOC-000067273 が解決されます。
InstallShield 前提条件の設定で最大サービスパック番号と 64 ビットの場所を指定できる機能
InstallShield 前提条件エディターを使って InstallShield 前提条件の設定を追加または変更するときに表示される [前提条件設定] ダイアログ ボックスに、最大サービス パック番号を指定できるフィールドが新しく追加されました。以前は、最小サービス パック番号を指定できるだけで、最大サービスパック 番号を指定することはできませんでした。
また、[前提条件設定] ダイアログ ボックスでは、ファイル関連の条件を指定するときに表示されるボックスに 64 ビットの場所 ([CommonFiles64Folder]、[ProgramFiles64Folder]、および [System64Folder]) が含まれています。ファイル パスに 64 ビットの場所を使用する場合、これらのプロパティから選択できます。実行時に、ターゲットシステムが 64 ビットの場合、インストールはこれらの 64 ビットの場所をチェックします。32 ビット システムの場合、インストールは対応する 32 ビットの場所をチェックします。
この強化により IOC-000080090 が解決されます。
MSBuild サポートの強化点
MSBuild の InstallShield タスクには、次の新しいパラメーターが追加されました:
- RunMsiValidator — 検証に使用する .cub ファイルを指定します。このプロパティは、デフォルトのターゲット ファイルが使用されたとき、ItemGroup InstallShieldMsiValidators として露出されます。
- PatchConfiguration — MSBuild を使ってビルドするパッチ構成を指定します。このプロパティは、デフォルトのターゲット ファイルが使用されたとき、プロパティ InstallShieldPatchConfiguration として露出されます。
- PathVariables — パス変数の値をオーバーライドします。このプロパティは、デフォルトのターゲット ファイルが使用されたとき、ItemGroup InstallShieldPathVariableOverrides として露出されます。
- PreprocessorDefines — InstallScript をコンパイルするためのプリプロセッサ定義を指定します。このプロパティは、デフォルトのターゲットファイルが使用されたとき、ItemGroup InstallShieldPreprocessorDefines として露出されます。
オートメーションインターフェイスの強化
オートメーション インターフェイスが、強化されました。
オートメーション インターフェイスで、ISWiComponent と ISWiRelease オブジェクトの OSFilter メンバーと共に、以下の定数を使用できます:
- eosWin7 (33554432) — Windows 7 および Windows Server 2008 R2 用
- eosWinVista (16777216) — Windows Vista および Windows Server 2008 用
- eosWinServer2003 (8388608)
また、eosAll 定数の値 5308624 が 64028880 となりました。OSFilter メンバーは、InstallScript、InstallScript MSI、および InstallScript オブジェクトプロジェクトで ISWiComponent に適用します。OSFilter メンバーは、InstallScript、および InstallScript オブジェクト プロジェクトで ISWiRelease オブジェクトに適用します。
ISWiComponent オブジェクトの IsPlatformSelected プロパティで使用できるプロパティ値のリストが拡張されました。このプロパティには、32-bit、64-bit Itanium、AMD64、および Windows Server 2003 R2 の値が含まれます。これは、InstallScript プロジェクトおよび InstallScript オブジェクトプロジェクト タイプに適用します。
既存の定数の一部の値が変更されています。ご注意ください。この新しい値についての詳細は、InstallShield ヘルプ ライブラリの「ISWiComponent オブジェクト」を参照してください。
ISWiSQLConnection オブジェクト に AddSQLScriptEx メソッドが追加されました。このメソッドを使って ISSQLScriptFile エントリを追加し、渡された文字列から有効な名前を生成します。このメソッドは、ISSQLScriptFile テーブルに追加されるエントリ名が一意であること、またその文字数が 47 文字未満であることを保証します。
ISWiSQLScript オブジェクトに読み取り/書き込み RunOnLogon プロパティが追加されました。このプロパティは、[SQL スクリプト] ビューにある SQL スクリプトの [ランタイム] タブにある [ログイン中にスクリプトを実行] チェック ボックスに対応します。
ISWiSQLScript オブジェクトにはまた、読み取り/書き込み Condition プロパティが追加されました。このプロパティは、SQL スクリプトをインストールまたはアンインストール中に実行するかどうかを判断するために実行時に評価される条件を指定します。この条件が True と評価された場合に、スクリプトが実行します。このプロパティは、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで使用できます。
ISWiUpgradeTableEntry オブジェクトに読み取り/書き込み DisplayName プロパティが追加されました。このプロパティは、アップグレードエントリの名前を設定または取得します。これは [アップグレード] ビューのアップグレードアイテムに表示される内部名です。このプロパティは、基本の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで使用できます。
これらの強化によって、IOC-000075015、IOC-000075114、IOC-000075810 が解決されます。
オペレーティングシステムに関する InstallScript 言語の強化
次の構造メンバーと定義済み定数が InstallScript 言語に追加されました:
- SYSINFO.WINNT.bWin7_Server2008R2 — 新しい SYSINFO 構造メンバーです。オペレーティング システムが Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の場合、この値は TRUE です。
- SYSINFO.bWinServer2003R2 — 新しい SYSINFO 構造メンバーです。オペレーティング システムが Windows Server 2003 R2 の場合、この値は TRUE です。(このオペレーティング システムでは、SYSINFO.WINNT.bWinServer2003 の値も TRUE です。)
- ISOSL_WIN7_SERVER2008R2 — FeatureFilterOS 関数と SYSINFO 構造変数と共に使用できる新しい定義済み定数です。これは、ターゲットシステムが Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行中であることを示します。
- ISOS_ST_SERVER2003_R2 — FeatureFilterOS 関数と SYSINFO 構造変数と共に使用できる新しい定義済み定数です。これは、ターゲット システムが Windows Server 2003 R2 を実行中であることを示します。
また、一部のアイテムの名前が変更されました:
- SYSINFO.WINNT.bWinVista 構造メンバーは Windows Vista または Windows Server 2008 を区別しません。したがって、新しいメンバー SYSINFO.WINNT.bWinVista_Server2008 が追加されました。 古いエイリアスも引き続き使用できますが、コードを明確にするため、新しいメンバーが推奨されます。
- ISOSL_WINVISTA 定義済み定数は Windows Vista または Windows Server 2008 を区別しません。したがって、新しい定数 ISOSL_WINVISTA_SERVER2008 が追加されました。 古いエイリアスも引き続き使用できますが、コードを明確にするため、新しい定数が推奨されます。
[InstallScript] ビューで InstallScript ダイアログ ソース コードを容易にオーバーライドできる機能
[InstallScript] ビューのイベント カテゴリドロップダウン リストに、新しい Dialog Source オプションが追加されました。このオプションを選択すると、イベントハンドラードロップダウン リストには、すべての InstallScript ダイアログがリストされます。このリストから任意のダイアログを選択して、そのコードを変更できます。
この機能は、InstallScript 、InstallScript MSI、および InstallScript オブジェクト プロジェクト タイプに適用します。
InstallScript インストールのアンインストールキーにおけるメジャーおよびマイナー バージョンのレジストリ エントリの変更
InstallScript インストールは、アンインストールキーに VersionMajor および VersionMinor レジストリ値を作成します。これらの値の名前は、今回より、基本の MSI および InstallScript MSI インストール中に作成されるエントリの名前に一致します。これは、InstallScript 2010 で作成された新しいインストール、および InstallShield 2009 以前からアップグレードされたインストールに適用します。以前、InstallShield 2009 以前では、InstallScript インストールが作成する値の名前は MajorVersion および MinorVersion でしたが、今後は作成しません。
新しいレジストリ値を使用するため、次の InstallScript 定数の値が変更されました:
- REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MAJORVERSION は、今回より、MajorVersion ではなく VersionMajor です。
- REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MINORVERSION は、今回より、MinorVersion ではなく VersionMinor です。
MaintenanceStart 関数が呼び出されると、レジストリに更新された値名が作成されます。デフォルトで、古い値名が存在するとき、それが削除されます。ターゲットシステムから古い値名を削除したくない場合、REGDB_OPTION_NO_DELETE_OLD_MAJMIN_VERSION という名前の新しい REGDB_OPTIONS オプションを使用します。
RegDBGetItem 関数と共に REGDB_UNINSTALL_MAJOR_VERSION または REGDB_UNINSTALL_MINOR_VERSION を使用すると、RegDBGetItem は、まず新しい値をチェックします。新しい値が検出されると、関数は新しい値から値データを返します。新しい値が検出されなかった場合、関数は自動的に古い値をチェックします。古い値が検出されると、関数は古い値から値データを返します。
下位互換性を目的として、次の新しい定数が提供されています:
- REGDB_UNINSTALL_MAJOR_VERSION_OLD
- REGDB_UNINSTALL_MINOR_VERSION_OLD
これらの定数を RegDBGetItem、RegDBSetItem、および RegDBDeleteItem 関数と共に指定して、古い値を取得、設定、および削除できます。
次の新しい文字列定数も使用できます:
- REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MAJORVERSION_OLD は、MajorVersion として定義されています。
- REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MINORVERSION_OLD は、MinorVersion として定義されています。
この強化により、1-Q3KUU および IOC-000073672 が解決されました。
カスタム InstallScript ダイアログ内のコントロールのウィンドウ ハンドルを取得するための、新しい CtrlGetDlgItem 関数
CtrlGetDlgItem という名前の新しい InstallScript 関数が追加されました。CtrlGetDlgItem は、カスタムダイアログ内のコントロールのウィンドウ ハンドルを取得します。CtrlGetDlgItem は Windows API GetDlgItem と似ていますが、CtrlGetDlgItem の場合、ダイアログのウィンドウ ハンドルの代わりに InstallScript ダイアログ名を指定できます。
InstallScript 文字列のポインターを外部 DLL 関数に渡す、新しい InstallScript 定数
IS_NULLSTR_PTR 変数を使って、ヌル ポインターを InstallScript 文字列としてプロトタイプされているパラメーターを通して 外部 DLL 関数または Windows API に渡すことができます。この機能は byval 文字列、byref 文字列、wstring、およびバイナリ データ タイプで使用できます。
InstallScript サイズ単位定数を表示文字列に変換する、新しい StrConvertSizeUnit 関数
StrConvertSizeUnit という名前の新しい InstallScript 関数が追加されました。StrConvertSizeUnit 関数は、指定された InstallScript サイズ単位定数の適切な表示文字列を返します。
文字列から先頭と行末の空白およびタブを削除する、新しい StrTrim 関数
StrTrim という名前の新しい InstallScript 関数が追加されました。StrTrim 関数は、文字列から先頭と行末の空白およびタブを削除します。
既存の SdLicense* ダイアログ関数に優先する新しい SdLicense* ダイアログ関数
新しい 2 つの InstallScript ダイアログ 関数 (SdLicenseEx と SdLicense2Ex) が追加されました。どちらの関数も、複数行編集フィールドに使用許諾契約書が記載されたダイアログを表示します。使用許諾契約書は、テキストファイル (.txt) またはリッチ テキスト ファイル (.rtf) で保存できます。
- SdLicenseEx は、質問をスタティックフィールドに表示するダイアログを表示します。エンド ユーザーは、[はい] または [いいえ] ボタンをクリックして質問に答えます。SdLicenseEx は SdLicense と SdLicenseRtf よりも優先します。
- SdLicense2Ex は、2 つのラジオボタンを持つダイアログを表示します (使用許諾契約書の条件に同意するためのボタンと、同意しないためのボタン)。エンド ユーザーが使用許諾契約書の条件に同意するための適切なボタンをクリックすると、[次へ] ボタンが有効になります。SdLicense2Ex は SdLicense2 と SdLicense2Rtf よりも優先します。
キーと値のペア一覧を検索するための、新しい ListFindKeyValueString 関数
ListFindKeyValueString という名前の新しい InstallScript 関数が追加されました。ListFindKeyValueString 関数は、指定された値の文字列または数値リストを検索します。最初のリストで見つかった文字列の位置に対応する追加リストから値が返されます。これによって、キーと値のペア一覧で特定のキーを検索して、対応する値を取得できます。
新しい InstallScript コードの例
InstallShield ドキュメントには、次の InstallScript 機能のためのサンプル コードが含まれています:
- AdminAskPath
- CharReplace
- FormatMessage
- LogReadCustomNumber
- LogReadCustomString
- LogWriteCustomNumber
- LogWriteCustomString
このコードを InstallShield ドキュメントからコピーして、InstallScript コードに貼り付け、必要に応じてカスタマイズできます。
InstallShield キャビネット ファイルビューアーの拡張機能
キャビネット ファイル ビューアーでは、InstallScript プロジェクト用の .cab ファイルについての追加情報が提供されています。
- InstallShield でビルドされた機能について、ビューアーは "パスワード保護"、"前を分割"、"後を分割"、"分割なし"、および "前を分割しない" フィールドとイメージ インデックスを表示します。
- InstallScript インストールに含まれる InstallScript オブジェクトについて、ビューアーは新しい "オブジェクトバージョン" フィールドを表示します。
- コンポーネントについて、ビューアーは新しい "暗号化"、"データファイル"、および ".NET アセンブリ" フィールドを表示します。
- メディアについて、ビューアーは新しい "実行可能ファイル" フィールドを表示します。
プロジェクトのアップグレードアラート
InstallShield 2009 以前からInstallShield 2010 へのプロジェクトのアップグレードは、ナレッジベース記事「Q200330」を参照してください。 この文書では、InstallShield 2009 以前のバージョンで作成されたプロジェクトを InstallShield 2010 にアップグレードする際に発生する可能性のある問題についての情報です。また、新しい InstallShield 2010 プロジェクトと InstallShield 2009 以前のバージョンから InstallShield 2010 にアップグレードされたプロジェクト間の潜在的な動作の違いについてもアラートします。
InstallShield 2010 オリジナルリリースのバグ修正
1-12BN8C (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallScript 関数 SdShowMsg は、今回より、エンド ユーザーが [次へ] ボタンをクリックすると起動される InstallScript カスタムアクションからこの関数が呼び出されるとき、Windows Installer ダイアログの手前にメッセージ ボックスを表示します。以前、メッセージボックスは Windows Installer ダイアログの背面に表示されました。
Resolution
1-14RXU1
[レジストリ] ビューで構成された文字列レジストリ値に角かっこ ([]) が含まれているとき、今回より、実行時にレジストリで正しく角かっこが作成されます。以前、たとえばレジストリ値 [1] は、実行時に [\[]1[\]] と設定されました。
1-157P71 (InstallScript MSI)
キャッシュされた .msi データベースが、アンインストール中ターゲットシステムに残る問題が解決されました。
1-1A1R0H
InstallShield ヘルプ ライブラリに、新しいトピック「オートメーションインターフェイスを 64 ビット システムで使用する」が追加されました。このヘルプ トピックは、64 ビット マシン上でオートメーション インターフェイスを使用するとき、32 ビット実行可能ファイルを使ってオートメーションインターフェイスをロードする必要がある場合について説明します。たとえば、オートメーション インターフェイスで VBScript を使用する場合、32 ビット システムフォルダー (SysWow64) から cscript.exe を起動する必要があります。そうしなければ、64 ビット スクリプト ホストでオートメーション オブジェクト作成時にエラーが発生する可能性があります。
1-1AEXPD
コンポーネント ウィザード ヘルプに、コンポーネント ウィザードへのアクセス方法についての説明が追加されました。
1-GK9AV (基本の MSI)
InstallScript カスタム アクションを通して InstallScript ダイアログが表示されたときに、[キャンセル] ボタンが使用可能となりました。以前は、実行時に [キャンセル] ボタンをクリックしても効果がありませんでした。
1-J9GQL (InstallScript)
abort; が呼び出されるときに SdShowMsg が表示されているとインストールが失敗する問題が解決されました。
1-NGXU5
InstallScript コンパイラで、コンパイル済みスクリプトファイル setup.inx で使用できる最大ステートメント数が 65,535 から約 4,294,967,295 になりました。この制限数を超えると、セットアップの初期化中にエラー -5009 が発生する場合があります。
コンパイル済みスクリプトのその他の制限は、次の通りです:
- グローバル変数の合計数: 約 196,605 (数値 65,535、バリアント 65,535、文字列 65,535)
- typedefs の合計数: 約 65,535
- prototypes の合計数: 約 65,535
- 関数の合計数: 約 65,535
- 関数ごとのステートメントの合計数: 約 65,535
- 関数ごとのローカル変数の合計数: 約 196,605 (数値 65,535、バリアント 65,535、文字列 65,535)
スクリプト ファイル (.rul) の制限は次の通りです:
- 最大行幅: 1,024 文字
- ネストされたインクルード ファイルの最大数: 80
- インクルード ファイルの合計数: 2,048
- 識別子の長さ制限: 63 文字
- マクロ展開の最大数: 100
- マクロ展開テキストの長さ制限: 256 文字
- ファイル名の長さ制限: 256 文字
- ネストされた #if ステートメントの最大数: 10
- 関数ごとのパラメーターの最大数: 16
これらの .rul 制限が 1 つ以上超えると、コンパイラ エラーが発生します。
1-OIH93
InstallShield 日本語版の [ショートカット] ビュー内のすべての設定の名前が翻訳されました。以前、設定の名前の 1 つが英語で表示されました。
1-WNQYL
SQLLogin 実行時ダイアログの Login ID コントロールのドイツ語翻訳が切り詰めて表示される問題が解決しました。
1-YTJSK
LoadStringFromStringTable ヘルプ トピックが修正されました。
IOA-000027227、IOB-000004430
[XML ファイルの変更] ビューを使って DOCTYPE 宣言を含む XML ファイルの変更を構成したときに、ランタイム エラー 27520 が発生する問題が解決されました。また、今回より、実行時に XML ファイルから DOCTYPE/DTD 情報が削除されることはありません。
IOA-000027674、IOC-000051784、IOC-000074857 (基本の MSI、InstallScript MSI、QuickPatch)
-
以前のパッケージに含まれるコンポーネントのキー ファイルが、新しいパッケージのキーファイルよりも新しいバージョンである場合。
-
以前のパッケージに含まれるコンポーネントのキー ファイルにバージョンが付いているが、新しいパッケージの同じファイルにはバージョンが付いていない場合。
- コンポーネントに新しいファイルを追加して、そのキー ファイルを変更しなかった場合。
- コンポーネントのファイルを変更して、そのコンポーネントのキー ファイルを変更しなかった場合。
- コンポーネントのファイルを比較ファイルとしてマークして、それが以前のパッケージに含まれるファイルとは異なる場合。ただし、比較の親ファイルを変更しなかった場合。
設定に値を入力すると、今回より、その値が [一般情報] ビューで入力された値をオーバーライドします。以前、常に [一般情報] ビューの値が使用されました。
IOA-000029522、IOC-000072345 (基本の MSI、InstallScript MSI)
.dll と呼ばれるファイルまたはその依存関係で、ビルド警告 -6248 が発生する問題が解決されました。
IOA-000031823 (InstallShield MSI Log Analyzer)
InstallShield MSI Log Analyzer で、詳細ログレポートの [Run, Log & Analyze] ボタンをクリックすると Type Mismatch エラーが発生する問題が解決されました。以前、一部のログ ファイルでこのエラーが発生しました。
IOA-000032253 (基本の MSI、InstallScript MSI)
デ バイス ドライバー ウィザードの [デバイス ドライバー パッケージ] パネルに、新しい [システムアーキテクチャ] リストが追加されました。デバイス ドライバー パッケージ (.inf) に複数または特定のシステム アーキテクチャ サポートが含まれている場合、[システムアーキテクチャ] リストを使って、ターゲットにするシステム アーキテクチャを指定できます。以前、.inf ファイルに複数の SourceDisksFiles セクション (たとえば、AMD64 用、X86 用、およびプラットフォーム非依存) が含まれている場合、プラットフォーム非依存セクション内のファイルのみがスキャンされました。
IOA-000032365 (InstallScript MSI)
InstallScript MSI プロジェクトで、プロジェクトアシスタントの [アプリケーション ショートカット] ページを使ってアンインストールショートカットを作成した場合、今回より、アンインストール ショートカットは、ターゲット システムで製品の [プログラムの追加と削除] エントリを削除します。以前、エントリは削除されませんでした。
IOA-000036623
SYSINFO.WINNT.bWinXP が Windows Server 2003 Small Business Edition で True を返す問題が解決されました。
IOA-000039055 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューの Setup.exe タブでリリースに Windows Installer バージョンを選択して、リリースをプロジェクト アシスタントの [インストールのビルド] ページからビルドしたとき、選択した Windows Installer バージョンがリリースに含まれます。以前、プロジェクト アシスタントを使ってリリースをビルドすると、[リリース] ビューで選択された Windows Installer バージョンに関わらず、常にバージョン 2 が含まれました。
IOA-000040847 (InstallScript、InstallScript MSI)
InstallScript ダイアログ関数 SdLicenseRtf と SdLicense2Rtf で使用される .rtf ファイルのサイズ制限は、64 KB に代って 16 MB となりました。以前、ファイル サイズが 64 KB を超えると、実行時に EULA テキストの一部がライセンス ダイアログに表示されませんでした。
InstallShield 2009 以前でスクリプトの SdLicenseRtf または SdLicense2Rtf 関数をオーバーライドしたあと、そのプロジェクトを InstallShield 2010 にアップグレードした場合、SendMessage 呼び出しを DLG_INIT の EM_EXLIMITTEXT メッセージで更新して、サイズ制限を手動で変更する必要があります。SendMessage 呼び出しの iParam パラメーター (4 番目のパラメーター) を変更します。 SendMessage 呼び出しを次のように変更します:
SendMessage( hEdit, EM_EXLIMITTEXT, 0, 0xffffff );
以前、このコードには次が含まれていました:
SendMessage( hEdit, EM_EXLIMITTEXT, 0, 0 );
IOA-000040961
System32 フォルダーに olelib.tlb ファイルが存在するマシン上に InstallShield をインストールしたときに、InstallShield インストールがそのバージョンを上書きする問題が解決されました。
IOA-000041856 (基本の MSI、InstallScript MSI)
イ ンストール実行シーケンスで InstallInitialize の後にスケジュールされている InstallScript カスタムアクションをプロジェクトに追加すると、インストール実行時に MSI ハンドルが予期せず閉じる問題が解決されました。以前、一部の状況下で、アクションがハンドルを予期せず終了したことがログファイルに記録されました。
IOA-000042190 (NT サービス用 InstallScript オブジェクト)
NT サービス ウィザードのテキストフィールドが空白ではなくなりました。
IOA-000042725 (InstallScript MSI)
複 数言語 InstallScript MSI インストールのパッチをビルドすると、今回より、パッチのユーザー インターフェイスは、元のベース インストールのインターフェイスが使用した言語で表示されます。以前は、元のベースインストールが使用した言語に関わらず、パッチのユーザー インターフェイスは英語で表示されました。
IOA-000042919、IOC-000044383
GetMemFree のドキュメントに、InstallScript 関数 GetMemFree が現在は使用されていないことが記述されています。また、GetSystemInfo は、ターゲット システム上で有効な物理メモリの容量を判別するために使用することも記されています。
IOA-000043029 (マージ モジュール)
コンポーネントの [詳細設定] 領域を使ってデバイス ドライバーを追加すると InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOA-000043054 (基本の MSI、InstallScript MSI)
ショートカットにアイコン インデックスを指定しなかった場合に、ビルドエラー -3204 が発生する問題が解決されました。
IOA-000043582
[一 般情報] ビューを使ってプロジェクトからセットアップ言語を削除してから、その言語パックを追加すると、今回より、その言語用のすべてのカスタム文字列エントリが 含まれます。以前、同じ状況下では、プロジェクトに一度も追加されたことのない言語でない限り、その言語のカスタム文字列エントリは追加されませんでし た。
IOA-000044469 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
未 使用の名前空間宣言を含む xml 要素をインポートするとき、今回より、その宣言は [XML ファイルの変更] ビューにある XML ファイルの [名前空間] タブにインポートされます。以前、このマッピングはインポートされる XML 要素では使用されなかったため、無視されました。マッピングを使用する場合、[XML ファイルの変更] ビューで名前空間を手動で追加しなくてはなりませんでした。
注意: プレフィックスがターゲットシステム上で作成または変更される要素または属性で使用されない場合、インストールは実行時に、名前空間宣言を XML ファイルに追加しません。
IOA-000043838 (InstallScript、InstallScript MSI、InstallScript オブジェクト)
ダイアログ サンプラーを使って実行時ダイアログをプレビューするとき、ダイアログの縦の位置が統一された位置に表示されます。以前、一部のダイアログの縦の位置が多少異なりました。
IOA-000043934
「ビット フラグの使い方」ヘルプ トピックの誤ったサンプルが修正されました。以前、変数からビットフラグをクリアする方法の説明に誤りがありました。
IOA-000044115 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Windows Vista システムで UAC が表示されるとき、エンド ユーザーが制限付きのユーザー アカウントを使用していて、インストールが管理者特権を必要とする InstallShield 前提条件をインストールする必要が場合、今回より、インストールは管理者特権が必要であることを通知するメッセージボックスを表示します。このメッセージ ボックスには、[再試行] および [キャンセル] ボタンが含まれます。
以前、インストールはエンド ユーザーに [インストール] または [キャンセル] ボタンをクリックするように、要求しました。この場合、エンド ユーザーが [インストール] ボタンをクリックすると、[インストール] または [キャンセル] ボタンのクリックを求める同じダイアログが、エンドユーザーに再び表示されました。
IOA-000044257、IOC-000074136 (InstallScript)
InstallScript プロジェクトで [セットアップのデザイン] ビューの [セットアップのデザイン] ノードを右クリックしたとき、このプロジェクト タイプではサポートされていない [コンポーネントのエクスポート ウィザード] コマンドは表示されなくなりました。
IOA-000044505 (QuickPatch)
QuickPatch パッケージがターゲットシステムで適用され、その QuickPatch が InstallScript MSI プロジェクト用の場合に、SetupStatus ダイアログが正しいバージョン情報を表示します。以前、このダイアログは誤ったバージョン番号を表示しました。
IOA-000044607 (基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール)
.NET Framework 3.0 SP1 の定義済みシステム検索が修正されました。今回より、ターゲットシステム上で適切なレジストリの場所を検索します。
IOA-000044659、IOA-000044761、IOC-000074756 (QuickPatch)
.NET アセンブリ ファイルを更新する QuickPatch パッケージをビルドすると、InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOA-000044799 (InstallScript)
[XML ファイルの変更] ビュー内で XML ファイルの変更をテストしてからリリースをビルドすると InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOA-000045502 (マージ モジュール)
Certified for Windows Vista マージ モジュール検証スイートを使って、ODBC データを含むマージ モジュールを検証すると発生した ISICE04 の問題は解決されました。
IOA-000045583 (マージ モジュール)
マージ モジュール プロジェクトに含まれるカスタム アクションの名前に使用できる最大文字数は、35 文字から 27 文字となりました。この制限によって、マージ モジュールプロジェクトでカスタム アクションをシーケンスすることが可能になります。
IOA-000045856 (基本の MSI、InstallScript MSI)
"テンプレートの概要" 設定と製品の言語に英語以外の値を設定して、インストールを X64 ターゲットマシン上で実行したときに、そのインストールの InstallScript カスタム アクションが不明な例外によって失敗することがなくなりました。
IOA-000045889 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
オー トメーション インターフェイスで ISWiProject オブジェクトの ExportStrings メソッドを使用して、dTimeStamp パラメーターの有効日を指定した場合、今回より、オートメーション インターフェイスは指定された日付以降に更新された文字列のみをエクスポートします。以前、オートメーションインターフェイスは文字列すべてをエクスポー トしました。
IOA-000045891 (基本の MSI、InstallScript MSI)
製品名に商標記号が含まれる場合、セットアップ前提条件ダイアログで正しく表示されます。以前、ブロック文字として表示されました。
IOA-000045950 (InstallScript MSI)
OnInstallFilesActionAfter イベント中にインストールされたレジストリキーは、今回より、アンインストール中に削除されます。
IOA-000046415 (基本の MSI)
機能前提条件は、今回より、Unicode 文字列が含まれるパスから起動できます。
IOA-000046527 (基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール)
[コ ンポーネント サービス] ビューで構成された COM+ アプリケーションをターゲット システムにインストールするのに要する時間が短縮されました。以前、InstallShield 2008 および 2009 でビルドされた COM+ アプリケーションのインストールにおいて、パフォーマンスに関する問題がありました。
IOA-000047262 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[カ スタム アクションとシーケンス] ビューでシーケンスの 1 つに含まれるマージ モジュール カスタム アクションを右クリックしてから [削除] をクリックすると、今回より、InstallShield はそのアクションをシーケンスから削除します。以前、アクションがシーケンスから削除されませんでした。
IOA-000047571 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield 前提条件において特定の状況下で表示される実行時のメッセージボックスの 1 つに、今回より、[はい] および [いいえ] ボタンの代わりに [OK] ボタンが含まれています。メッセージ ボックスは、InstallShield 前提条件のファイルが、おそらくダウンロードが失敗したかキャンセルされたために見つからなかったこと、およびインストールが停止することを説明します。
IOA-000047619 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield 前提条件を含むインストールがネットワークの場所から実行された場合、今回より、「ファイルを開く - セキュリティ警告」ダイアログは 1 度だけ表示されます。以前、インストールは Setup.exe ファイルの起動時、エンド ユーザーが [インストール] ボタンをクリックした後、および各前提条件の起動時にダイアログを 2 回またはそれ以上表示しました。
IOA-000047743 (基本の MSI、InstallScript MSI)
実 行時に .NET Framework 3.5 SP1 前提条件の 1 つをダウンロードする必要があるとき、今回より、それらが適切にダウンロードおよびインストールされ、進行状況が表示されます。以前、進行状況が表示され なかったため、ダウンロードが終了しなかったかのように見受けられました。また、Web ダウンロード前提条件のダウンロードが失敗することがありました。
IOA-000047792 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[一般情報] ビューの "製品バージョン" 設定に 4 番目のフィールドを入力できるようになりました。InstallShield 2009 では、3 つのフィールドしか入力できませんでした。
IOA-000047983 (基本の MSI)
複数言語プロジェクトのダイアログでラジオ ボタンを編集するときに、そのダイアログがデフォルトのプロジェクト言語ではない場合、ラジオボタンが重なりあって並び換えられる問題が解決されました。
IOA-000048062 (Standalone Build)
Standalone Build のインストールは、今回より、LogUtil.dll をインストールします。以前、Standalone Build でこのファイルがインストールされなかったために、Standalone Build を使ってリリースをビルドしたときに、一部の状況においてビルド エラー -1024 が発生することがありました。
IOA-000048079 (基本の MSI、InstallScript MSI)
セットアプ前提条件ダイアログのロシア語版は、今回より、適切な場合に二重引用符の代わりに一重引用符を含みます。
IOA-000048143 (基本の MSI、InstallScript MSI)
セットアップ前提条件ダイアログの日本語版に含まれるテキストが切り詰められていた問題が解決されました。以前、長い製品名の場合、テキストは 3 行に折り返され、3 番目の行のテキストの一部が切り詰められて表示されました。
IOA-000048544 (InstallScript MSI)
[一 般情報] ビューの "InstallScript ユーザー インターフェイスの種類" 設定で [新しいスタイル] を選択すると、インストールは [ファイルとフォルダー] ビューで構成されたとおりにディレクトリ構造を作成します。以前、一部の状況下で問題が発生しました。たとえば、兄弟ディレクトリの代わりに、子ディレク トリが作成されることがありました。
IOA-000048693 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
XML 設定のインポートウィザードの [XML 要素] パネルに含まれるボタンの動作が改良されました。[ブランチの選択] と [ブランチのクリア] という 2 つのボタンを使って、選択された要素とその子要素のみについてチェックボックスを選択またはクリアすることができます。以前のボタンは、ファイル内で選択 されている要素に関わらず、XML ファイル全体に含まれる要素のすべてのチェックボックスを選択またはクリアしました。(注意: 以前の動作と同じ効果を得るためには、XML ファイルのルート ノードを選択してから、[ブランチの選択] ボタンまたは [ブランチのクリア] ボタンをクリックします。)
IOB-000004206
SdLogonUserBrowse ヘルプ トピックでは、エンドユーザーが SdLogonUserInformation ダイアログの [参照] ボタンをクリックしたときに SdLogonUserBrowse ダイアログが表示されることが説明されています。
IOA-000048241 (InstallScript、InstallScript MSI)
デフォルトのフランス語バージョンの SdSetupType2 ダイアログで、キーボード ショートカットとして文字 P が 2 回使用されていた問題が修正されました。
IOA-000048627
スウェーデン語の実行時ダイアログで、[キャンセル] ボタンに正しいスウェーデン語の翻訳が使用されます。
IOA-000048734 (InstallScript MSI)
[一 般情報] ビューの "メンテナンスの有効化" 設定で [いいえ] を選択した場合、インストールが中止してエラーを表示する問題が解決されました。以前、インストールが終了して、セットアップが製品のインストール済みの バージョンを検出できなかったこと、および製品をインストールするには、コマンドラインオプションを指定しなくてはならないことを説明するエラー メッセージを表示しました。
IOB-000050682 (InstallScript、InstallScript MSI)
InstallScript または InstallScript MSI インストールが UNINSTALL_STRING 変数の値を設定するとき、今回より、アンインストール文字列テキスト置換の値の前にスペースが含まれます。
IOB-000051080
FILE_LOCKED が InstallScript 関数 Is と共に使用されるとき、十分な権限が無いためにターゲットシステム上のファイルにアクセスできない場合、関数は今回より、TRUE を返します。
IOB-000052648 (InstallScript)
[リリース] ビューの [ビルド] タブと、[設定] ダイアログ ボックス ([ビルド] メニューにある [設定] をクリックすると表示される) の [コンパイル/リンク] タブで同じプリプロセッサ定義を指定したときにエラーが発生する問題が解決されました。
IOB-000053433 (InstallScript)
多くのダイナミックにリンクされたファイルを含み、その一部のファイルに長いファイル名が使用されているリリースをビルドしたときに発生したビルドエラー 110 の問題が解決されました。以前、特定の条件で、ビルド エラーが発生しました。
IOB-000054168
Traialware 試用期間の延長を確認するためのダイアログは、今回より、デンマーク語システム上で試用期間の残り日数を表示します。以前、ダイアログは日数の代わりに書式指定子を表示しました。
IOB-000055577 (InstallScript MSI)
InstallShield Premier Edition では、今回より、新規言語ウィザードを使って、InstallScript MSI プロジェクトにサポートされていない言語を追加できます。
IOB-000055736、IOC-000077622 (InstallScript MSI)
セッ トアップ起動ツールが実行時に新しい Windows Installer エンジンをインストールするとき、残りのインストール処理では、その新しいバージョンの Windows Installer が使用されます。以前、残りのインストール処理でターゲット システム上に存在する以前のバージョンが使用され、一部の状況において、インストールが失敗することがありました。
IOB-000055960
InstallShield の [ダイアログ] ビューで、ロシア語ダイアログのロシア語文字が正しく表示されます。以前、テキストを含むコントロールを選択した場合、そのコントロールのテキストフィールドには、ロシア語文字の代わりに疑問符が表示されました。
IOB-000055980 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Windows Mobile ウィザードとスマート デバイスセットアップ ウィザードに、.NET Compact Framework および SQL 再配布可能ファイル用に異なるプロセッサの Windows Mobile 5.x/6.x ターゲット バージョンを指定できるオプションが追加されました。以前、このオプションには 6.x バージョンがリストされていませんでした。.cab ファイルは 5.x と 6.x 両方のプラットフォームをサポートします。
IOB-000056122
Visual Studio で開かれた InstallShield プロジェクト内部からダイナミック スキャンを行うと、Visual Studio がクラッシュする問題が解決されました。以前、Data Execution Prevention (DEP) が有効な場合に、この問題が発生することがありました。
IOB-000056456 (InstallScript MSI)
各言語に異なるスプラッシュ画面を含む複数言語プロジェクトで圧縮リリースをビルドすると、今回より、実行時に適切な言語のスプラッシュ画面が表示されます。以前、間違った言語スプラッシュ画面が表示されました。
IOB-000056808 (基本の MSI)
InstallShield では、今回より、名前に 9 文字以上の 2 バイト文字を含むディレクトリにプロジェクト ファイルを追加できます。以前、InstallShield は、このシナリオでクラッシュしていました。
IOB-000056969
SetupCompleteSuccess ダイアログに含まれる文字列のデンマーク語の翻訳が修正されました。
IOB-000057048 (基本の MSI、InstallScript MSI)
今回より、[システム検索] ビューを使って、DOCTYPE 宣言を含む XML ファイルにおけるデータの検索を定義できます。以前、XML ファイルに DOCTYPE 宣言が含まれている場合、実行時にシステム検索が正しく行われませんでした。
IOB-000057338 (InstallScript、InstallScript MSI)
今 回より、インストールがメンテナンス モードで実行しない場合のみ、InstallScript システム変数 SHELL_OBJECT_FOLDER が、IFX_PRODUCT_NAME と同じ値に初期化されます。スクリプトの後半で追加された SHELL_OBJECT_FOLDER への変更はログ記録され、後続のメンテナンス処理ではその変更がログから読み込まれます。
IOC-000005958 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[XML ファイルの変更] ビューのフィールドで中かっこ ({}) と Windows Installer プロパティを使用すると、今回より、実行時に Windows Installer の書式規則に従ってデータが適切にフォーマットされます。以前、始めの中かっこのため、無効なフォーマット結果となりました。
IOC-000041388、IOC-000062140 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[ファ イルとフォルダー] ビューの [機能に新しいコンポーネントを追加する] リストで機能を選択してから、フォルダーのアクセス許可を構成すると、InstallShield はフォルダーのアクセス許可用にコンポーネントを作成して、それを選択された機能と関連付けます。以前、InstallShield はコンポーネントを選択された機能に関連付けませんでした。
IOC-000043917、IOC-000058435、IOC-000059687、IOC-000063555、IOC-000071845 (トランスフォーム)
ト ランスフォーム プロジェクトでダイレクト エディターを使ってテーブルに新しい行を追加してから、その行のプライマリキーを変更すると、今回より、ダイレクト エディターはその行が追加されたことを示すマークを付けます。以前、ダイレクト エディターはその行に削除マークを付けて、新しい行を追加しました。
また、トランスフォーム プロジェクトでダイレクト エディターを使ってテーブルから行を削除すると、今回より、ダイレクトエディターはその行が削除されたことを示すマークを付けます。以前、ダイレクトエディターはテーブルからその行を削除しました。
ダイレクト エディターを使って、テーブル行を .mst ファイルに再び追加することもできます。以前、トランスフォームから行を削除した後に、それを再び追加することはできませんでした。
IOC-000046889 (InstallShield MSI Log Analyzer)
InstallShield MSI Log Analyzer が、特定の状況下でクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000046945
InstallScript ビューでカーソルを StrReplace 関数内に配置して F1 を押すと、「StrReplace」ヘルプ トピックが表示されます。また、この関数はヘルプ トピックの「文字列関数」セクションにリストされています。
IOC-000051726 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューを使ってプロジェクトに .NET Framework を追加して、それがユーザーインターフェイス無しで実行するように構成されている場合、今回より、.NET Framework のインストール中に進行状況バーが更新されます。以前、進行状況バーが更新されませんでした。
IOC-000052935、IOC-000073753、IOC-000076417 (InstallScript MSI)
InstallShield 2010 を使って InstallScript MSI インストールと、そのインストール用のメジャー アップグレードを作成したとき、今回より、メジャーアップグレードはベース インストールの [プログラムの追加と削除] エントリを削除します。また、ベースインストールのすべての InstallScript バイナリ ファイルも [ProgramFilesFolder]InstallShield Installation Information ディレクトリから削除されます。
IOC-000053525 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[XML ファイルの変更] ビューで属性値を設定するときにプロパティ名と他のテキストを使った場合で、実行時にプロパティが未定義のとき、インストールは属性値を他のテキストと等しく設定します。以前、同じ状況下では、インストールが属性値を設定しませんでした。
IOC-000053961 (基本の MSI)
コントロール イベント条件の文字列に含まれる単一引用符は、今回より正しく表示されるようになりました。以前、単一引用符が使用された場合にそれが正しく表示されず、[カスタム アクションとシーケンス] ビューで表示されないこともありました。
IOC-000054341 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
[XML ファイルの変更] ビューで、複数回にわたって属性を要素に追加し、その属性の 1 つのインスタンスでインストールが変更を行うように構成して、アンイントールがその他のインスタンスで変更を行うように構成できます。実行時に、インス トールとアンインストールの変更は、予定通りに属性に対して行われます。以前、実行時に各属性名につき任意の 1 つの変更が行われ、さらにインストール処理がそのスケジュールと一致した場合のみ行われました。
IOC-000054448 (InstallScript MSI)
InstallScript ビューで InstallScript イベント ハンドラー OnAbort の変更を選択した場合、今回より、このイベントハンドラーは適切なデフォルト コードと共にスクリプトに追加されます。以前、コードが追加されませんでした。
IOC-000054833
DoInstall と LaunchApplication ヘルプ トピックに、リムーバブル メディアから子インストールを起動するための /clone_wait パラメーターの使用に関する説明が追加されました。このパラメーターを使用しなかった場合、インストールは子インストールが完了するまで待機しない場合が あります。
IOC-000055098 (基本の MSI、InstallScript MSI)
オートメーション インターフェイスの BuildPatchConfiguration メソッドを使ってメジャー アップグレード パッチをビルドするとき、今回より、処理の続行を問い合わせる patchwiz.dll 確認ダイアログ ボックスが抑制されます。
IOC-000055311 (InstallScript、InstallScript MSI)
OnEnd イベント内で ChangeDirectory(WINDIR); を呼び出すと、製品が [プログラムの追加と削除] からアンインストールされるときに Explorer ウィンドウが起動する問題が解決されました。以前、64 ビット システムの一部でこの問題が発生しました。
IOC-000056864 (InstallScript)
インストールのパスにサポート対象外の文字が含まれている場合、今回より、インストールがクラッシュすることはなく、代りに適切なメッセージが表示されます。
Workaround
IOC-000057374 (InstallScript、InstallScript MSI)
TextStyle 設定をオーバーライドして実行時ダイアログ上のフォントまたはフォントサイズを変更した場合、今回より、テキストが新しいテキスト スタイルで表示されます。以前、InstallShield の日本語版で、新しいテキストスタイルの代りに、デフォルト テキスト スタイルが使用されました。
IOC-000057999 (InstallScript MSI)
SdFeatureTree は、今回より、記録された応答ファイルに基づいて機能状態を適切に設定します。
IOC-000058568 (Standalone Build)
今回より、Standalone Build と共に ReleasePackager.exe がインストールされます。
IOC-000058825、IOC-000072576 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallScript カスタム アクション内の InstallScript バッチ ファイル関数に遅延、コミット、またはロールバック 実行スケジュールが組まれている場合、InstallScript 変数は Windows Installer プロパティに設定されません。以前、変数が Windows Installer プロパティに設定されました。しかし、遅延、コミット、およびロールバック カスタムアクションは Windows Istaller プロパティにアクセスできないため、カスタム アクションが失敗しました。
IOC-000059065、IOC-000067722 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[カ スタム アクションとシーケンス] ビューの [カスタム アクション] ノードの下にあるカスタムアクションについて、今回より、アクションのスケジュールによって異なるアイコンが使用されます。遅延アクションのアイコンには 青色の点、コミット アクションのアイコンには緑色の点、およびロールバックアクションのアイコンは赤色の点が付いています。即時アクションのアイコンには点がついていませ ん。
IOC-000059123、IOC-000074332 (InstallScript、InstallScript MSI)
プロジェクトにビルボードが含まれている場合、今回より、それらは実行時に背景ウィンドウの前面に表示されます。以前、それらは背景ウィンドウの背後に表示されました。
IOC-000059177 (MSI データベース)
ScrollableText コントロールの値は、今回より、ダイレクト編集モードで変更できます。以前、値を変更しても Windows Installer テーブルが更新されませんでした。
IOC-000060997 (基本の MSI、InstallScript MSI)
FlexNet Connect のセルフホスティング ソリューション使用する場合で、[アップデート通知] ビューの "ホスト" 設定を構成するとき、今回より、このビューの "製品/バージョンは登録済みか" 設定が正しく機能します。つまり、製品とバージョンが登録されていない場合、この設定は [いいえ] と表示し、登録されている場合は、[はい] と表示します。この設定で [最新の情報に更新] ボタンをクリックすると、InstallShield はホストをチェックしてその登録状況を確認し、"製品/バージョンは登録済みか" 設定を適切に更新します。以前、製品とバージョンが登録されている場合でも、この設定のセルフホスティング ソリューションには常に [いいえ] が表示されました。
IOC-000061105 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[NT サービスのコントロール] コンポーネントの "待機の種類" 設定で使用できるオプションの順番が変更されました。新しいデフォルトオプションは [イベントの完了を待機する] で、これは ServiceControl テーブルの Wait 列の 値 1 に対応します。[SCM の応答を待機する] オプションは、ServiceControl テーブルの Wait 列の 値 0 に対応します。
IOC-000062077
[ダ イアログ ] ビューでダイアログ コントロールの任意の Text プロパティで省略記号ボタンをクリックすると、[文字列の選択] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、今回より、このダイアログボックスに表示される文字列を任意の列で並べ替えることができます。
IOC-000062387 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Windows 認証を使ってリモート データベースサーバーに接続するときに、SQL ログインが失敗することがなくなりました。
IOC-000063280 (基本の MSI、InstallScript MSI)
今 回より、InstallShield はショートカットの "ターゲット" 設定で指定されたパスのディレクトリ プロパティの後の円記号を削除しません。以前、円記号が自動的に削除されたため、[SETUPEXEDIR] や [SUPPORTDIR] などのプロパティでは問題がありました。
IOC-000063475 (InstallScript MSI)
64 ビット システムをターゲットとする InstallScript MSI インストールは、今回より、REGDB_OPTIONS に REGDB_OPTION_WOW64_64KEY オプションが含まれる場合でも、レジストリの 32 ビット セクションにアンインストール キー作成します。以前、REGDB_OPTION_WOW64_64KEY オプションが使用された場合、インストールはレジストリの 64 ビット セクションにアンインストールキーを作成したために、アンインストール中にエラーが発生しました。
IOC-000063747
複 数言語プロジェクトの中の 1 つの言語に新しい文字列識別子と値を追加すると、InstallShield はその文字列識別子と値をプロジェクト内のすべての言語に追加します。必要に応じて、各言語の文字列値をオーバーライドできます。以前、文字列識別子がす べての他の言語にも追加されましたが、値は空白のままでした。すべての他の言語に文字列値を入力しなかった場合、一部でビルドエラーが発生することがあり ました。
IOC-000064551、IOC-000055096 (基本の MSI)
InstallWelcome ダイアログと ResolveSource アクションの条件が "Not Installed" に変更され、これらをパッチを含む初回インストールで使用できるようになりました。以前、ダイアログの条件は "Not Installed And (Not PATCH Or IS_MAJOR_UPGRADE)" で、アクションの条件は "Not Installed And Not PATCH" でした。
IOC-000065010、IOC-000078120 (InstallScript MSI)
InstallScript MSI インストールが 64 ビットとして構成されている場合、レジストリ値の全セットは、今回より、レジストリの 64 ビット部分に書き込まれます。以前、[プログラムの追加と削除] 情報の一部が、レジストリの 64 ビット部分に書き込まれませんでした。
IOC-000067072 (InstallScript)
DIFx サポートが有効な場合にデバイスドライバーをインストールするために使用される Difxapi.dll は、今回より、インストールが終了したときにターゲットシステムの Temp フォルダーから削除されます。
IOC-000067779 (基本 MSI)
IIS データのインストール中に [キャンセル] ボタンがクリックされると、今回より、インストールが正しくロールバックします。以前、同じ状況下で [キャンセル] ボタンをクリックしても何も効果がありませんでした。
IOC-000067781 (InstallScript)
[リ リース] ビューにあるリリースの "最短初期化時間" 設定、または Setup.ini ファイルの SplashTime プロパティに値が入力されなかった場合、今回より、スプラッシュ画面が最短 5 秒遅延されます。以前、スプラッシュ画面の表示時間が非常に短かったため、全く表示されていないように見受けられることがありました。
IOC-000068993 (InstallScript)
新しい InstallScript 関数 SetObjectPermissions を使って、SdLogonUserInformation 関数で作成された新しいユーザーに対するアクセス許可を設定できます。
IOC-000069095 (基本のMSI)
[リ リース] ビューに Windows Installer 3.1 を追加した場合で、プロジェクトに含まれる InstallShield 前提条件を Windows Installer がインストールされた後にインストールするように構成した場合、今回より、Windows Installer がインストールされた後にターゲット システムが再起動します。以前、ターゲット システムは再起動しませんでした。
IOC-000069216、IOC-000071202 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューで、リリースの "UI 言語" 設定に言語を選択したあと、その言語を [一般情報] ビューの "セットアップ言語" 設定から削除したとき、今回より、リリースからその言語を削除することができます。"UI 言語" 設定で、その言語は赤色の感嘆符付きで表示され、そのチェックボックスをクリアして言語を削除できます。以前は、最初に "UI 言語" 設定から言語を削除してから、"セットアップ言語" 設定からこれを削除する必要がありました。そうしなければ、その UI 言語がリリースにビルドされました。
"UI 言語" 設定で特定の言語が選択されているが、"セットアップ言語" 設定では特定の言語が選択されていない場合にリリースをビルドすると、今回より、ビルド エラー -7201 が発生して、プロジェクトから言語が不足していることを通知します。
IOC-000069256 (基本の MSI)
プロジェクトに複数インスタンス サポートが含まれている場合、今回より、INSTALLDIR プロパティをオーバーライドできます。以前、このプロパティをオーバーライドすると、ランタイム エラー 1606 が発生しました。
IOC-000070648、IOC-000070652 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[IIS 構成] ビューを使ってプロジェクトに Web サイト、仮想ディレクトリ、および Web サービスの拡張を追加して、リリースをビルドおよび検証すると、ICE32 エラー (「外部キーが一致しない可能性」) が表示される問題が解決されました。
プ ロジェクトに IIS テーブルが含まれていて、そのテーブルに Component テーブルには存在しない 1 つ以上のリファレンスが含まれている場合、検証中に ICE03 エラー (「外部キーが無効」) が発生します。以前、同じ状況下でこのエラーは発生しませんでした。
IOC-000070072
InstallShield をアクティベートした後、[ヘルプ] メニューの [バージョン情報] をクリックすると表示される [バージョン情報] ダイアログ ボックスに、[ライセンスの返還] ボタンが追加されました。このボタンをクリックして、アクティベーション サーバー上のアカウントにライセンスを返還します。InstallShield をアンインストールせずにこの処理を行うと、InstallShield の試用期間が残っている場合はトライアル モードに戻ります。試用期間が過ぎている場合、InstallShield は使用できなくなります。
IOC-000070176 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[パッチのデザイン] ビューで製品の以前のバージョンを指定したときに、InstallShield が応答しなくなる問題が解決されました。以前、同じ状況において、特定の条件下で InstallShield が応答しなくなりました。
IOC-000070649 (基本の MSI、InstallScript MSI)
リリース フラグは、今回より IIS データをフィルターします。以前、IIS データを含む機能にリリース フラグを割り当ててから、そのリリースフラグを除外するように構成したリリースをビルドしても、ビルドされたリリースには IIS データが含まれました。
IOC-000070931
DefineDialog と EzDefineDialog 関数についてのドキュメントに含まれるサンプル コードが修正されました。今回より、ダイアログの [閉じる] と [ヘルプ] ボタンを機能させるための if-then ステートメントが含まれています。
IOC-000070941 (InstallScript)
製 品バージョンが最大バージョン (255.255.65535) を超えると、今回より、ビルド警告 -7203 が発生します。以前は、ビルド警告警告は発生しませんでした。製品バージョンが制限を越える InstallScript インストールをインストールすることは可能ですが、メンテナンスその他の処理でランタイム エラーが発生する可能性があります。
IOC-000071245 (Basic MSI、InstallScript MSI)
プ ロジェクトを新しいバージョンの InstallShield にアップグレードすると、SecureCustomProperties プロパティに各プロパティにつき 1 つのインスタンスが追加されます。以前同じ状況下では、プロジェクトを InstallShield の新しいバージョンにアップグレードすると、既に同じプロパティが存在する場合でも SecureCustomProperties にそれが追加されました。
IOC-000071503 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
[IIS 構成] ビューで構成されたカスタム HTTP エラーは、今回より 255 文字の制限を越えることが可能です。以前、エラーのいずれかが 255 文字を超えると、ターゲットシステム上でそのエラー メッセージが表示されるときに切り詰められ、インストールの残りのエラーは表示されませんでした。
IOC-000071652
SYSINFO.WINNT.bWinServer2003 は、今回より、ドメインコントローラーである Windows Server 2003 システムには True を返します。
IOC-000071657 (InstallScript、InstallScript MSI)
イ ンストールを記録モードで実行して応答ファイルを作成する場合、今回より、SelectDir と SelectDirEx の戻り値が正しく取り込まれます。以前、Setup.iss ファイルは、OK (1) またはキャンセル (2) ボタンがクリックされたときでも、数値 0 を記録しました。
IOC-000071729 (InstallScript)
IIS データを含むコンポーネントの "アンインストール" 設定に [いいえ] を選択したとき、今回より、IIS データがターゲット システムに永久的に残ります。製品がアンインストールされたときに同時にアンインストールされる問題が解決されました。
IOC-000071732
MSI/MSM オープン ウィザードは、File テーブルの Sequence 列の列幅に関わらず、.msi データベースを InstallShield プロジェクト ファイル (.ism) に正しく変換できます。以前、列幅が i2 ではない場合、ウィザードがレコードを持たない新しいプロジェクトファイルを作成しました。
IOC-000071908
デー タベース プロジェクトを含む Visual Studio 2008 ソリューションは、今回より、InstallShield ビューでデータを正しく表示します。以前、[ファイルとフォルダー] ビューなど、プロジェクト出力への参照を含むビューではデータが不足していました。
IOC-000072008 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リリース] ビューでリリースの下に生成される HTML レポートは、Directory テーブルの DefaultDir 特殊値を正しく表示します。以前、特定のマージモジュールに間違ったインストール先が表示されました。
IOC-000072086 (基本の MSI、InstallScript MSI)
リリースのデバッグ中に、MSI デバッガーが 256 文字を超えるプロパティ値に遭遇すると、InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000072089 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Windows Installer プロパティ IS_MAJOR_UPGRADE が実行時に、検出のみのメジャー アップグレードで設定されることがなくなりました。
IOC-000072145 (InstallScript)
特定の大きいファイルがインストールに含まれている場合、実行時のファイル転送中に巡回冗長検査 (CRC) エラーが発生する問題が解決しました。
IOC-000072272、IOC-000074450 (基本の MSI)
進 行状況の表示が構成されていない機能前提条件がインストールされるとき、今回より、機能前提条件の 1 つがインストールされる度に進行状況バーが増加します。これは、Windows Vista、Windows Server 2008、および Windows 2000 のような非 Windows XP システムで発生します。Aero テーマを使用する Windows ベースのシステムでは、進行状況バーは動画を表示します。以前、これらのシステム上で、機能前提条件のインストール中に進行状況バーが空白のままでした。
IOC-000072320 (基本の MSI、InstallScript MSI)
ビ ルド時に、リリースの種類がネットワーク イメージで、圧縮タイプが機能ごとに 1 つの .cab ファイルである場合、今回より、InstallShield は Setup.exe ファイルと .msi パッケージと共に単一ディレクトリに すべての .cab ファイルを配置します。以前、圧縮データの最初の 2 GB を含む .cab ファイルは Disk1 フォルダーに配置されました。残りの .cab ファイルは別の追加フォルダーに配置されました。
IOC-000072484 (InstallScript、InstallScript MSI)
[一般情報] ビューの "セットアップ言語" 設定の値を変更するときに [利用可能な言語のみ表示] チェック ボックスを選択すると、ヘブライ語とアラビア語がリストされなくなりました。
IOC-000072596 (InstallScript MSI)
CreateDir 関数を使って作成されたフォルダーは、今回より、アンインストール中に削除されます。
IOC-000072617 (ClickOnce デプロイメント)
ClickOnce デプロイメント リリースのビルドに失敗した後に [アプリケーション情報] ページを開くと InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000072621
InstallShield の日本語版が開いている状態で InstallScript Object for .NET のインストールを起動しようとすると表示される、InstallShield を閉じる必要があることを通知するエラー メッセージは、今回より日本語で表示されます。以前、このエラーメッセージは、日本語システム上で文字化けしました。
IOC-000072722、IOC-000075593 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[モバイル デバイス] ビューで複数のファイルを Windows Mobile インストールに追加してから、これらのファイルに特定のターゲットプラットフォームを選択すると、ビルド エラー -6516 が発生する問題が解決されました。
IOC-000072913 (基本の MSI、InstallScript MSI)
ファイル名に 46 文字以上を含む SQL スクリプト ファイルがプロジェクトに含まれている場合に、ビルド エラー -6151 が発生する問題が解決されました。
IOC-000072934 (InstallScript)
プ ロジェクト アシスタントの [インストールのローカリゼーション] ページにあるプロジェクトの文字列、または [文字列エディター] ビューの文字列 (以前は [一般情報] ビューで文字列テーブルとして表示されたもの) を参照したときに InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。以前、InstallShield が短いデフォルト以外のパスにインストールされた場合にクラッシュしました。
IOC-000073058 (InstallShield MSI Diff)
InstallShield MSI Diff で [ファイル] メニューから [比較] コマンドを選択すると、[開く] ダイアログボックスが開きます。今回より、このダイアログ ボックスで Windows Installer データベース フィルターを選択すると、.msi ファイルだけでなく、.msm と .pcp ファイルも表示されます。以前は、.msi ファイルだけが表示されました。
IOC-000073059 (InstallShield MSI Diff)
InstallShield MSI Diff で 2 つのファイル間の差分を確認するとき、今回より、選択されたテーブル フィールドの古い値と新しい値を表示するペインが表示されます。これで、各フィールドの変更を比較しやすくなりました。以前は、差分がツールヒントとして 表示され、数秒で消えました。
IOC-000073194 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューの Setup.exe タブにある "セットアップ起動ツール" 設定で [はい (Windows Installer エンジンを含まない)] を選択した場合、今回より、Setup.exe はターゲット システムで Windows Installer バージョンをチェックしません。以前、一部の状況下で、Windows Installer 再配布可能ファイルが見つからないことを示すランタイム エラーが表示されることがありました。この問題は、"セットアップ起動ツール" 設定に [はい (Windows Installer エンジンを含まない)] を選択し、Windows Installer 4.5 用の InstallShield 前提条件を含み、ターゲット システムに Windows Installer 3.1 が存在しない場合に発生することがありました。
IOC-000073301 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Setup.exe を管理インストール モードで実行するとき、今回より、インストールは製品のより新しいバージョンが既にインストール済みかどうかを確認しません。これにより、 Setup.exe で /a コマンドライン パラメーターを使うと、その製品の新しいバージョンがインストールされている場合に管理インストールを行うことができます。以前、管理インストールが実行 されませんでした。
IOC-000073333 (基本の MSI、InstallScript MSI)
2 つのコンポーネントについて、"ビルド時に COM 抽出" 設定に [はい] を選択した場合で、片方のコンポーネントについてのみ COM 抽出が成功した場合、ビルド警告 -4354 が発生します。以前、COM 抽出が失敗したことを通知するビルド警告は表示されませんでした。
IOC-000073387 (InstallScript、InstallScript MSI)
今回より、SelectDirEx ダイアログは、Windows Vista システム上で [ヘルプ] ボタンを表示しません。以前、このボタンが表示されましたが、ヘルプ メッセージはありませんでした。
IOC-000073460 (InstallScript)
プロジェクトにサポート ファイルとして 2 GB 以上のファイルを含めると発生したランタイム エラー -5006 の問題が解決されました。
IOC-000073606 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield が COM サーバーから COM データを抽出する場合、今回より必要に応じて、実行時に HKEY_CLASSES_ROOT\Interface レジストリ キーが作成されます。以前、これらのキーは InstallShield が Registry テーブルを使って COM データを格納するときに作成されました。
IOC-000073614
Winsock 関連のレジストリ キーが Filters.xml ファイルのレジストリの除外一覧に追加されました。このため、COM 抽出処理を行う際に、InstallShield が自動的に Winsock 関連のレジストリ キーをプロジェクトに追加することがなくなりました。
IOC-000073702 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
プ ロジェクトの IIS Web サイトまたは仮想ディレクトリが基本の認証方法を使ってユーザー名とパスワード情報を収集するように構成した場合、今回より、IIS 7 が搭載された Windows Server 2008 上でそれが実行時に有効化されます。以前、実行時には有効化されませんでした。ターゲットシステムには、基本の認証モジュールがインストールされている必 要があります。これはデフォルトではインストールされていません。
IOC-000073808、IOC-000075666 (InstallScript)
選択されたドメインにある Windows Server 2008 マシン上でインストールが実行されたときに、SdLogonUserInformation ダイアログに 「サーバーが見つかりません。」エラーが表示される問題が解決されました。
またこのダイアログでは、今回より、エンド ユーザーがローカル マシンのユーザー資格情報を入力することもできます。
IOC-000073911 (マージ モジュール)
マージ モジュール、またはマージ モジュールを使用する基本の MSI プロジェクトに UTF-8 データベースを使用する場合、今回より、実行時にインストールされるファイルとディレクトリの名前に 2 バイト文字を使用できます。
IOC-000073989
ア クティベーション ウィザードの [ライセンス サーバーの指定] パネルでライセンス サーバー情報を入力してから、[接続のテスト] リンクをクリックすると、今回より、アクティベーション ウィザードがサーバーの接続状況を適切にテストします。以前、テストが成功した場合でも、常に接続に失敗したと表示されました。
IOC-000074105
.NET Framework 3.5 からのアセンブリの名前が、Filters.xml ファイルの依存関係の除外一覧に追加されました。これにより、コンポーネントの .NET 依存関係をスキャンで確認したとき、これらのアセンブリが関係としてプロジェクトに自動的に追加されることはなくなりました。
IOC-000074207 (InstallScript MSI)
InstallScript MSI インストールは、今回より、アンインストールでイベントドリブン型の InstallScript 関数をログ記録します。InstallShield 2009 で、アンインストールでこの関数はログ記録されませんでした。このため、スクリプトにディレクトリの作成やファイルのコピーを行うコードが含まれている場 合、それらのディレクトリやファイルはアンインストール中に削除されませんでした。
IOC-000074114 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
[XML ファイルの変更] ビューを使って、コンポーネントがアンインストールされる時に XML 要素が削除されるように構成した場合で、その要素が名前空間を使用するとき、実行時にその要素は正しく削除されます。以前、この状況下では、要素が削除されませんでした。
IOC-000074208 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield が 1 つの機能につき 1 つの .cab ファイルを作成する圧縮タイプのリリースをビルドするときに、プロジェクトに非常に多くのファイルが含まれている場合、Media テーブル内の .cab ファイル名が InstallShield がビルドするファイル名に一致します。以前、特定の状況下で名前が一致しませんでした。
IOC-000074240 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Windows XP システムから Windows Mobile デバイスにファイルを転送するときに、デバイスをクレードルから外してから再び接続する必要がなくなりました。デバイスが接続されている場合、実行時にファイルが即時転送されます。
IOC-000074262 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield は、モバイル デバイスインストールの作成に、より新しいバージョンの CabWiz.exe を使用します。このバージョンでは、最大バイナリレジストリ値が 4,083 バイトです (以前は、239 バイト)。
IOC-000074291 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
[XML の変更] ビューを使って子要素の変更を構成する場合、今回より、インストールはこれらの子要素に親要素を追加しません。また、ターゲットファイルに存在しない要素 の [この要素が存在しない場合、常に作成する] チェックボックスがクリアされている場合、その子要素も作成されません。
IOC-000074265、IOC-000077104 (InstallScript、InstallScript MSI)
ダイアログ スキンを使用する場合で、スクリプトに Enable (STATUSEX) の呼び出しを含めたときにインストールがクラッシュする問題が解決されました。以前、特定の状況下において、インストールがクラッシュしました。
IOC-000074326
Windows ツールバーを使って、異なる InstallScript ファイル (.rul) 間を切り替えると InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000074405、IOC-000075522、IOC-000077042
Microsoft .NET Framework 2.0 SP1 前提条件の条件が修正されました。また、インストールと共に Windows Installer をインストールする必要がある場合、それは .NET Framework 2.0 SP1 の前にインストールされます。
IOC-000074455 (InstallScript MSI)
InstallShield でビルドされたインストールが、実行時に未処理の Win32 例外でクラッシュすることがなくなりました。以前、MsiInstallProduct に渡されたコマンド ラインが非常に長い場合、例えば何千ものディレクトリおよびプロパティを使用するプロジェクトでクラッシュしました。
IOC-000074520 基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール)
コンポーネント ウィザードを使って、カスタムコンポーネントを作成してから、プライベートディレクトリ 識別子を選択すると InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000074525 (InstallScript)
今 回より、.spc ファイルと .pvk ファイルを指定して Setup.exe ファイルをデジタル署名する場合に、"証明書 URL" を空白のままに残すことが可能となりました。以前、同じ状況下ではビルド警告 -5032 が発生して、リリースが署名されませんでした。
IOC-000074548 (基本の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール、トランスフォーム)
シ ステム検索ウィザードを使って起動条件を作成した後に、システム検索を削除すると、InstallShield は起動条件も削除します。また、InstallShield は関連付けられた文字列エントリと条件を削除するかどうかを問い合わせるメッセージボックスを表示します。以前、起動条件、関連文字列エントリ、および条 件は、システム検索を削除した後に手動で削除する必要がありました。
IOC-000074664 (基本の MSI)
InstallShield に含まれている EulaScrollWatcher.dll ファイルは、今回より、ランタイム ダイアログで Unicode 文字をサポートします。スクロール可能な EULA コントロールに表示されるエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) を、エンド ユーザーが最終行までスクロールしない限り、LicenseAgreement ダイアログの [次へ] ボタンを有効にしない場合、このファイルをプロジェクトにカスタム アクションとして含めます。
以前、現在の ANSI コードページに含まれていない Unicode 文字が EULA に含まれている場合、エンドユーザーが EULA の最終行までスクロールしても [次へ] ボタンが無効のままでした。
IOC-000074739 (InstallScript MSI)
検出のみのメジャー アップグレード アイテムを使用する InstallScript MSI プロジェクトで、実行時にインストールの InstallScript 部分がターゲット システムから削除される問題が解決されました。
IOC-000074841
REG ファイルのインポート ウィザードを使ってプロジェクトに .reg ファイルをインポートするとき、今回より、レジストリ キーはアルファベット順に表示されます。以前、キーは特定の順序を持たずにインポートされました。[レジストリ] ビューの任意のキーの子キーの順序を並べ替えるには、その親キーを選択してから、CTRL+F4 を押します。
IOC-000074860 (InstallScript)
InstallScript One-Click Innstall で、[リリース] ビューの [ビルド] タブにある "圧縮スクリプト" 設定で [はい] を選択した場合に、インストールが失敗する問題が解決されました。
IOC-000074866 (オートメーション インターフェイス)
CScript を使って、オートメーションインターフェイスを使って InstallShield プロジェクトを編集する複数の VBScript ファイルを実行する場合、CScript がメモリ アクセス違反で結果コード -1073741819 を伴って失敗する問題が解決されました。
IOC-000074930 (基本の MSI)
リ リースに機能前提条件が含まれている場合に InstallShield 内部からリリースのユーザー インターフェイスをテストしたとき ([ユーザー インターフェイスのテスト] ボタンをクリックするか、[ビルド] メニューの [テスト] コマンドをクリックする)、今回より、機能前提条件が起動されることがなくなりました。
IOC-000074931 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューでビルド中のリリースにリリース フラグと製品構成フラグを指定したとき、今回より、InstallShield はリリース フラグが付いた InstallShield 前提条件を正しく含むまたは除外します。つまり、リリースフラグを InstallShield 前提条件に割り当てた場合に、そのフラグをリリース、製品構成、またはその両方にも指定すると、ビルド時に InstallShield はその InstallShield 前提条件をリリースに含めます。以前、[リリース] ビュー内のフラグ セットのいずれかが前提条件に割り当てられているフラグに一致しなかった場合、InstallShield 前提条件がリリースから除外されました。
IOC-000074973
ISWiSQLScript オブジェクトの名前を変更した場合に、ISWiSQLConnection.AddSQLScript() の次の呼び出しでエラーが発生する問題が解決されました。
IOC-000075060 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
インストールが日本語 Windows Vista 上で実行されるとき、SQLBrowse 実行時ダイアログは、今回より、SQL サーバーの一覧を表示します。以前、この一覧は空白でした。
IOC-000075090 (基本の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)
[SQL スクリプト] ビューに空白の SQL スクリプト ファイルを含むプロジェクトをビルドしたとき、今回より、ビルドエラー -7086 (QL Script ファイルを暗号化中にエラーが発生しました。) が表示されることがなくなりました。
IOC-000075109 (基本の MSI、InstallScript MSI)
InstallShield は、今回より、ファイルのソースパスに角かっこ ([]) が含まれている場合に、そのファイルから COM データを抽出することができます。
IOC-000075161、IOC-000076965 (基本の MSI、InstallScript MSI)
今回より、リリース ウィザード に .NET Framework 2.0 中国語 (簡体字) 言語パックがリストされています。
IOC-000075193 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューの "前提条件が昇格必要時のアドバタイズ" 設定で、アドバタイズ オプションの 1 つが選択されている場合で、インストールが Windows XP システム上で実行されるとき、今回より、.msi ファイルがアドバタイズされることはありません。アドバタイズは、それによって UAC プロンプトの回数を最小限に減らすことができる、Windows Vista 以降でのみ発生します。
IOC-000075218 (基本の MSI、InstallScript MSI)
1 つの機能につき 1 つの .cab ファイルを作成するカスタム圧縮を用いた DVD タイプのリリースをビルドするとき、DVD の容量が限界に達していない場合、機能が複数の .cab ファイルに分割されることがなくなりました。
IOC-000075289 (InstallScript、InstallScript MSI)
ダイアログ スキンを使用する場合に、ダイアログの 1 つの icon コントロールの Visible プロパティに False を選択したとき、今回より、icon コントロールは実行時に非表示となります。
IOC-000075360 (InstallScript)
InstallScript Object for Crystal Reports を含む InstallScript プロジェクトをビルドするときに InstallShield がクラッシュする問題が解決されました。
IOC-000075408 (InstallScript)
適切な場合、今回より、「セットアップの別のインスタンスが実行中です」メッセージの韓国語翻訳が表示されます。以前、インストールがこのメッセージを表示するとき、文字化けが発生しました。
IOC-000075478
InstallShield 前提条件エディターの日本の版で、条件オプションのすべてが日本語に翻訳されました。以前、[レジストリ エントリが指定のバージョン値を含む] オプションが英語で表示されました。
IOC-000075521 (基本の MSI)
複数インスタンス インストールのインスタンスの選択ダイアログには、今回より、各既存インスタンスのバージョン番号を表示する列が含まれています。
IOC-000075729 (スマート デバイス)
InstallShield は、今回より、同じ名前を持つが異なるソース場所にある 2 つのファイルを含むスマート デバイス プロジェクトにおいて、ビルド時に単一の .cab ファイルを生成します。以前、この場合、InstallShield は .cab ファイルをビルドせず、ビルド エラーも表示しませんでした。
IOC-000075730 (基本の MSI)
複 数インスタンス サポートを含むリリースをビルドする場合で、[リリース] ビューに複数の製品構成が含まれている場合、結果としてビルドされるリリースは、そのリリースの製品構成に対してのみ複数インスタンストランスフォームを 含みます。以前、リリースはプロジェクトに含まれるすべての製品構成に対する複数インスタンス トランスフォームを含みました。
IOC-000075739 (QuickPatch)
コ ンポーネントに条件が含まれているベース パッケージ用の簡素化されていない累積 QuickPatch パッケージは、今回より、中間パッチが適用されない場合にこれらのコンポーネントを正しくアップデートします。中間パッケージも、この修正を含んでビルド する必要があります。
Additional Information
IOC-000075759
[新 規プロジェクト] ダイアログ ボックスで、新しいプロジェクトのファイル名の最後に空白を使用すると、InstallShield は今回より、InstallShield プロジェクト ファイルとリリース フォルダーを作成するときにその空白を削除します。以前、InstallShield が空白を削除しなかったために、一部で問題が発生しました。
IOC-000075849 (InstallScript MSI)
InstallScript MSI インストールにおいて、ターゲットシステム上で元のソースをプロンプトするダイアログの表示が必要な場合、今回より、それが表示されます。以前は、その代 わりに再試行/キャンセルメセージ ボックスが表示されました。[再試行] をクリックすると、メッセージボックスが再び表示され、[キャンセル] をクリックすると、1706 と 1603 エラーが発生しました。
InstallScript イベント ハンドラー OnResolveSource は削除されましたので、ご注意ください。今回より、Windows Installer がソース解決をすべて処理します。InstallShield 2009 以前で InstallScript MSI プロジェクトに OnResolveSource イベントを追加して、そのプロジェクトを InstallShield 2010 にアップグレードした場合、そのイベントは呼び出されません。
また、サイレント インストール中にプロンプトを表示することはできないため、元のソースが必要なときにそれが見つからない場合はインストールが中止されます。
IOC-000075974 (基本の MSI、QuickPatch)
エ ンド ユーザーが PatchWelcome ダイアログの [アップデート] ボタンをクリックしたとき、再び PatchWelcome ダイアログを表示せずに、パッチがその他のパッチを続行します。以前、元のインストールに 1 つ以上の機能前提条件が含まれている場合、[アップデート] ボタンをクリックするたびに Update.exe が無限ループで起動されました。
IOC-000075990 (基本の MSI、InstallScript MSI)
SQLBrowse ダイアログでは、今回より、(local)\SQLExpress しか存在しないマシンでは (local) は表示されません。
IOC-000076083(基本の MSI)
エ ンド ユーザーが複数インスタンス インストールを使ってインストールされるインスタンスの名前を変更できるプロパティを使用した場合、今回より、Setup.exe は、再起動される度にアップデートされた製品名を読み出そうとします。アップデート済みの製品名を読み出すことができた場合、今回より、それがインスタン スの選択ダイアログに含まれます。以前は、常に元の製品名が表示されました。
IOC-000076229 (InstallScript MSI)
AddFolderIcon 関数を使ってショートカットを作成すると、今回より、アンインストール中にそのショートカットが削除されます。
IOC-000076257、IOC-000079161 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[一般情報] ビューの "表示アイコン" 設定に .ico ファイル拡張子を持つビットマップ ファイルを指定した場合、今回より、ビルド時にエラー -3204 は発生しません。
IOC-000076307 (InstallScript、InstallScript MSI)
日本語システム上でプロジェクトに含まれる英語のダイアログのサイズを変更した場合、ダイアログが実行時に正しく表示されます。以前、一部の状況において、ウォーターマーク、またはウォーターマークの横にある行が実行時に表示されませんでした。
IOC-000076368 (InstallScript、InstallScript MSI)
ダイアログ サイズを変更しないでダイアログを編集した場合で、2 バイト文字が含まれるとき、InstallShield がダイアログのサイズを変更する問題が解決されました。
IOC-000076435 (トランスフォーム)
応答トランスフォームは、今回より、スキーマ値をソース .msi パッケージの値に設定します。以前、応答トランスフォームはスキーマ値をターゲット システムにある MsiExec.exe のバージョンに変更しました。
IOC-000076499 (基本の MSI、InstallScript MSI)
プ ロジェクトにダイナミックにリンクされたフォント ファイルが含まれる場合で、リリースウィザードの [詳細設定] パネルで以前の Windows Installer パッケージを指定すると、今回より、InstallShield はビルド時にフォント ファイルのアップグレードとパッチの最適化を使用します。このため、リリース間で Font テーブルキーが統一されます。
IOC-000076479 (InstallScript、InstallScript MSI)
韓国語ダイアログを韓国語以外のシステム上で編集したとき、今回より、そのサイズが正しく表示されます。以前、同じ状況下ではダイアログの寸法が変更されました。
IOC-000076640 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Crystal Reports 8.5 SP3 オブジェクトは、最新版のファイルを含みます。
IOC-000076745 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[SQL スクリプト] ビューで SQL スクリプト ファイルの条件を作成して、その SQL スクリプトの [ログイン中にスクリプトを実行] チェック ボックスを選択した場合、今回より、作成した条件がターゲット システムで満たされない場合に、実行時のログイン中に SQL スクリプトが実行されることはありません。
IOC-000076940 (基本の MSI、InstallScript MSI)
IDS__IsExitDialog_InstallSuccess 文字列エントリのデンマーク語翻訳が修正されました。
IOC-000076964 (基本の MSI)
MSI デバッガーで、マネージコード カスタム アクションのデバッグ中に、破損スタックに関するエラーが発生する問題が解決されました。
IOC-000076437 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[シ ステム検索] ビュー、またはプロジェクト アシスタントの [インストール要件] ページを使って .NET Framework 2.0 SP1 の定義済み検索をプロジェクトに追加した場合、今回より、インストールは実行時に .NET Framework 2.0 または .NET Framework 2.0 SP1の存在をチェックします。以前、SP1 がターゲット システムにインストールされている場合、定義済み検索の条件が満たされませんでした。
IOC-000077270
オートメーション インターフェイスは、今回より、対話型エラー メッセージを抑制します。
IOC-000077687
0x041b.ini ファイルの文字列 1102 の値は、今回より、正しいスロバキア語翻訳を含みます。
IOC-000077761 (基本の MSI、InstallScript MSI)
SQL 接続に関連付けられた Windows Installer プロパティが [SQL スクリプト] ビューで構成されたテキスト置換で使用されるとき、今回より、メンテナンスおよびアンインストール中に正しく解決されます。
IOC-000078023
InstallScript 関数 LaunchApplication は、今回より、CPU 時間のすべてを消費しません。また、WaitForApplication に渡されるタイムアウト値は、今回より、nTimeOut パラメーターに指定されたタイムアウト期間中のすべてのプロセスを待機します。以前、親プロセスの終了後、子プロセスが終了する前に CPU プロセスの問題が発生しました。この問題は、タイムアウト期間が終了した後、親プロセスと子プロセスの両方が引き続き実行中にも発生しました。
IOC-000078036 (基本の MSI、InstallScript MSI)
連 鎖 .msi パッケージの UI レベルは、今回より、親パッケージの現在の UI レベル以内に制限されました。たとえば、[リリース] ビューを使ってプロジェクトに連鎖 .msi パッケージを追加して、その "UI レベル" 設定に 完全 UI (/qf) を選択するが、メイン インストールがサイレント (/qn) で起動される場合、連鎖 .msi パッケージはサイレントで起動します。以前、連鎖パッケージはメインインストールの [リリース] ビューでオーサされた UI レベルと同じレベルを表示しました。この動作を復元するには、ISChainExceedUILevel プロパティを 1 と等しく設定します。
IOC-000078272 (基本の MSI、InstallScript MSI)
_Validation テーブルは、今回より、MsiPatchOldAssemblyName テーブルの列名に Assembly_ の代わりに Assembly を使用します。
IOC-000078359 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リリース] ビューの [連鎖 .msi パッケージ] 領域に追加する連鎖 .msi パッケージ アイテムの名前が 9 文字以上の場合、ビルド エラー 6151 (ターゲット データベースを保存できません) が発生することがなくなりました。
IOC-000078500 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[IIS 構成] ビューを使って IIS Web サイトを構成して、Windows Installer プロパティ IISPREFERLEGACYOBJECTS を 1 に等しく設定した場合、今回より、その Web サイトは IIS 6 メタベースの互換性機能がインストールされたターゲットシステム上で正しくインストール/アンインストールされます。以前、一部の状況において、Web サイトがインストールされず、ロールバック処理でターゲット システム上に破損した Web サイトが残ることがありました。
IOC-000078631 (基本の MSI)
" セットアップ起動ツールの種類" 設定で Unicode を選択すると、ビルド時に Setup.ini ファイルが Unicode で作成されます。以前、Setup.ini に Unicode が使用されなかったために、特定の条件下でランタイムエラー 1155 が発生しました。
IOC-000078660 (基本の MSI)
ShowMsiLog カスタム アクションは、今回より、WindowsFolder ディレクトリではなく、SystemFolder ディレクトリから Notepad.exe を起動します。このため、インストールが Windows Vista 以降で実行され、エンド ユーザーが SetupCompleteSuccess ダイアログでログファイルの表示を選択した場合、インストールは SystemFolder ディレクトリから Notepad.exe を起動します。これは、Windows Server 2008 Standard Edition では、Notepad.exe が Windows ディレクトリではなく、System32 ディレクトリに配置されているために変更されました。この動作は、InstallShield 2010 で作成されるすべての新しい基本の MSI プロジェクトではデフォルトで使用できます。
IOC-000078664 (マージ モジュール)
_Validation テーブルは、今回より、MaxValue 列に正しい ServiceInstall テーブル値を含みます。以前、間違った値が使用されたために、一部の状況下で検証エラー ICE03 が発生することがありました。
IOC-000078792
日本語システム上で、REG ファイルのインポートウィザードを使ってプロジェクトに .reg ファイルをインポートすると、レジストリ キーのすべてがインポートされます。
IOC-000078795 (基本の MSI、InstallScript MSI)
Update Service マージ モジュールを含む InstallShield 12 プロジェクトを InstallShield 2010 にアップグレードするとき、ビルド時にエラー -4075 (ファイルが見つかりません) が発生する問題は解決されました。
IOC-000078864 (InstallScript、InstallScript MSI)
イ ンストールが実行時に SQLServerSelect ダイアログを表示するとき、今回より、SQLServerSelect 関数の szServer パラメーターに識別されたデータベース サーバーがデフォルト値として使用されます。以前、関数は常に既存 SQL サーバーの最初のアイテムをデフォルト値として表示しました。
IOC-000079127 (基本の MSI、InstallScript MSI)
IsSelfReg テーブルの CmdLine 列を使用して、実行時に自己登録 COM サーバーを登録するときに渡すインストールとアンインストールのパラメーターを指定するとき、今回より、実行時のインストールおよびアンインストール中に 正しいパラメーターが使用されます。以前、インストールパラメーターがインストールおよびアンインストールで渡されました。
IOC-000079131 (基本の MSI、InstallScript MSI)
MSBuild を使って InstallShield プロジェクトをビルドするとき、.isproj ファイルでパス変数がオーバーライドするように設定した場合、今回より、指定した新しい値でパス変数がオーバーライドされます。
IOC-000079460 (基本の MSI、InstallScript MSI)
[リ リース] ビューでリリースの Setup.exe タブにある "前提条件が昇格必要時のアドバタイズ" 設定でアドバタイズオプションの 1 つを選択した場合、実行時にエンド ユーザーがカスタム INSTALLDIR の場所を選択すると、今回より、製品がカスタム場所にインストールされます。以前、INSTALLDIR が SecureCustomProperties プロパティに追加されない限り、製品はデフォルトの INSTALLDIR 値にインストールされました。
IOC-000080958 (基本の MSI、InstallScript MSI)
.msi パッケージに署名するデジタル証明書を指定する場合、InstallShield は今回より、リリースの任意の言語トランスフォーム (.mst ファイル) に対してそのデジタル証明書を使用します。従って、今回より、Windows 7 システム上で言語トランスフォームによる不明な発行元 UAC 警告が発生することはありません。
システム要件
このセクションでは、InstallShield で作成されたインストールを実行するターゲット システム (ランタイム環境) の要件 、ならびに InstallShield を実行するために必要なシステム (オーサリング環境) の要件が説明されています。
InstallShield を実行するシステムの要件
プロセッサ
Pentium III クラスの PC (500 MHz 以上を推奨)
RAM
256 MB の RAM (512 MB 推奨)
ハードディスク
500 MB 空き領域
Display
1024 x 768 (XGA) 以上の解像度
オペレーティングシステム
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Server 2008 R2
ブラウザー
Microsoft Internet Explorer 5.01 (IE 5.5 以降を推奨)
権限
システムの管理者権限
マウス
Microsoft IntelliMouse、またはその他の互換性があるポインティングデバイス
ターゲットシステム (デスクトップ コンピューター) の要件
ターゲットシステムは以下のいづれかのOS要件を満たす必要があります。
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Server 2008 R2
ターゲットシステム (モバイル デバイス) の要件
InstallShield に、Microsoft Windows Mobile Device Center または Microsoft ActiveSync を使用するデスクトップ インストールにモバイル デバイス インストール追加してファイルをモバイル デバイスに転送することができるサポートが追加されました。
InstallShield では、Windows Mobile Device Center や ActiveSync、または他のデスクトップコンポーネントを使用しないデバイスを直接ターゲットするインストールもサポートされています。
InstallShield がサポートする各オプションの概要については、InstallShield ヘルプ ライブラリの 「モバイル デバイスにインストールを作成する」 を参照してください。
Windows Mobile デバイスの要件
InstallShield では、多数の Windows Mobile プラットフォームおよびプロセッサがサポートされています。以下は、Windows Mobile プラットフォームの一覧です。
- Windows Mobile 6.x Professional と Classic
- Windows Mobile 6.x Standard
- Windows Embedded CE 6.x
- Windows Mobile 5.0 for Pocket PC
- Windows Mobile 5.0 for Smartphone
- Windows CE .NET 5.0
- Windows CE .NET 4.x
- Pocket PC 2003
- Pocket PC 2002
- Pocket PC
- Palm-size PC 2.11
- Palm-size PC 2.01
- Handheld PC 2000
- Handheld PC Pro
- Handheld PC 2.0
- Smartphone 2003
- Smartphone 2002
InstallShield は、この一覧にないプラットフォームもサポートしますが、デフォルトで条件設定ができないという点で上記のプラットフォームと異なります。追加のプラット フォームのサポートを追加する場合、または、特定のプラットフォームをターゲットするときの条件を変更する場合、InstallShield と共にインストールされている Settings.xml を変更することができます。詳しい情報については、InstallShield ヘルプ ライブラリの 「使用可能な Windows Mobile プラットフォームの一覧またはその詳細設定を更新する」 を参照してください。
InstallShield では、次の Windows Mobile プロセッサがサポートされています。
- ARM920
- ARM820
- ARM720
- Common Executable Format (CEF)
- Hitachi SH4
- Hitachi SH3E
- Hitachi SH3
- i686
- i586
- i486
- MIPS R4000
- MIPS R3000
- MIPS R2000
- SHx SH4
- SHx SH3
- StrongARM-XScale
Palm OS デバイスの要件
InstallShield では、Palm OS 3.5 以降がサポートされています。
Windows Mobile デバイス インストールのデスクトップ要件
-
Windows XP 上にある Microsoft ActiveSync 3.x 以降 (Windows Mobile 5.x 以降のデバイスには ActiveSync 4.x が必要です)
-
Windows Vista 上の Microsoft Windows Mobile Device Center
-
管理者権限
Palm OS デバイス インストールのデスクトップ要件
Palm HotSync は、Palm OS デバイスにアプリケーションをインストールするために使用されるデスクトップ コンピューターに必要です。
既知の問題
既知の問題の一覧は、ナレッジベース記事「Q200331」を参照してください。